2015年1月29日木曜日

房総酒蔵バイクツーリング をくづれ水仙ロードと小泉酒造(君津市)を訪問


 昨年12月に佐久間ダムの水仙を見に行った時はまだ見頃には早かったので、一ヶ月後にもう一度バイクで訪れてみました。気温7〜8度のなかを高速道路で飛ばすのはかなり辛く、鼻水をたらしながら佐久間ダムに到着。


一ヶ月前に比べると開花率は確かに高くなっていますが、今一つ迫力不足。盛りを過ぎてしまったのか、それとも天気のせいなのか。バイクで佐久間ダムからさらに奥の『をくづれ』(誤りではありません、漢字では大崩)水仙ロードを走ってみました。


平日ですが、多くの観光客が道を歩いています。歩行者に気をつけながらゆっくりと山道を進みました。水仙の花も曇り空にはあまり映えないようです。

 千葉県は酒蔵が多くある地域です。今回も帰る途中に小泉酒造に立ち寄りました。水仙を見に行ったのか地酒を買いに行ったのか、どちらがメインか分かりませんが、そろそろ家にある日本酒も底をついてきたので良しとしましょう。


ここは酒蔵に販売所を構えているだけでなく、酒造りの道具などを展示している資料館を併設した『ソムリエハウス』という施設になっています。広い駐車場もあり、観光スポットの一つになっているようです。以前訪問した野田市の窪田酒造のようにひっそりとやっているところもあれば、こちらのように目立つ酒蔵もあるんですね。個性ある酒蔵の自慢の酒を飲み比べるのも楽しみの一つです。


どの酒蔵でも明らかにバイクとわかる服装のため、一升瓶の持ち帰りをとても心配してくれます。でも、こちらには秘密兵器があるので大丈夫。普通のトートバックを改良して一升瓶一〜二本をバイクシートにがっちり固定できるようにしました。形状は普通のトートバッグなので、折りたためばシート下に入れっぱなしにできますし、行った先で食料の買い出しにも使えます。この秘密兵器で持ち帰った地酒はすでに20本くらいになりました。一度も割れたことはありません。(秘密兵器の動画はこちら


八犬伝とは何とも千葉(房総)らしいネーミングです。先ずは熱燗で冷えた体を温めようと思います。ごくり.....



勝手に「房総の地酒」を応援するTVコマーシャル風動画を作ってみました


個性ある房総の地酒の良さが少しでも伝われば幸いです。





房総酒蔵バイクツーリングのインデックスはこちら


千葉にある約40軒の蔵元を順に巡っています。青色の酒蔵マークをクリックすると該当する投稿記事にジャンプします。







2015年1月27日火曜日

やればできる iModelaでプリント基板の製作にチャレンジ


 以前はユニバーサル基板に手配線でやっていた電子工作ですが、最近部品が小型化され、中にはSMDと呼ばれる表面実装の部品しか手に入らないものも多くなり、プリント基板を作らざるを得ない状況に追い込まれました。感光基板を使用してエッチング処理でパターンを作成し、その後ドリルで穴をあけるというオーソドックスなやり方もありますが、最近話題のパーソナルCNC切削加工機iModelaを利用したプリント基板づくりに挑戦してみました。


まずはセミナーに参加して情報収集から開始


 切削加工機はもとよりプリント基板の製作についても全くの素人ですから、まずはCQ出版社が開催しているセミナー「実習・3D切削加工機(iModela)によるプリント基板製作の勘所」に参加しました。一日たっぷりと実機を使って、プリント基板の作成ノウハウからiModelaの使用方法まで学ぶことができます。セミナーで使用している基板加工用のソフト(WINSTAR PCB for iModela)や追加工具類の入手先(PCB Milling)についても紹介され、iModela本体以外に必要なものも手に入れることができました。

個人で買える3D切削加工機iModela、見た目はおもちゃのよう

iModelaはローランドDG社の3D切削加工機の中で最も安いものです。それでも約7万円と微妙な値段ですが、上位の製品は30万円前後もしますので素人が手に入れられるギリギリの価格かもしれません。本来はプリント基板の加工には対応していませんが、先人達が工具やモーター類を工夫して基板加工の実績を積んだ機械です。


いよいよiModelaでプリント基板の作成を実践


 iModela本体以外に4万円ほどの追加費用をかけて必要なものを揃え、いよいよ自宅で実践です。まず作ってみたのがPICAXEを使った赤外線リモコン用の基板です。ユニバーサル基板で作成済みのものの改良版をプリント基板化します。

以前作ったPICAXE利用の赤外線リモコンの改良版をプリント基板化

ユニバーサル基板で作った赤外線リモコンの改造にあたり、部品点数が増えたりSMD部品の利用が必須になったためプリント基盤を作ることにしました。iModelaは三軸制御のCNCルーターとして基本的な機能は備えています。製作できる基板のサイズは縦55mm x 横86mmで、最初は小さすぎるかと思いましたが、実際に回路を設計してみるとこのサイズ以上のものを作ることはほとんどありませんでした。

パターンの設計はEAGLEを使用


 基板の加工に先立ち、やらなければならないのはパターンの作成です。パーソナルユースでは無償で利用できるEAGLEで初めてパターン作りをしてみました。片面基板を使用しますので、できるだけジャンパー配線が少なくなるように何度も部品配置と配線を繰り返しました。この作業、ボケ防止に最高かもしれません。

EAGLEでパターン設計中

満足できるパターンが完成したら、ガーバーファイルを出力してWINSTAR PCB for iModelaに引き渡します。

WINSTAR PCB for iModelaでパラメータを変えながら試行錯誤


 ここからの手順やおおよその制御パラメータの目安はセミナーで教わった通りにやりながら、試行錯誤を繰り返します。iModelaを制御するWINSTAR PCBのパラメータ指定には非常に微妙な調整が必要です。切削の深さが足りなくても、パラメータを少し大きくして再度同じ場所を掘削すれば何度でもやり直せますので、小さめの値から徐々に大きくして最良点を探ります。パターンさえ上手くできてしまえば、穴あけや基板の切断は実に見事にこなしてくれます。さすがCNC切削加工機です。

昔流行ったミニ四駆の高速モーターに交換してあるiModela

35ミクロンの銅箔を均等に削って回路パターンを作りますので、基板が水平にセットされることが一番重要です。そのため捨て板を削って水平面を作っておきます。そこに薄手の両面テープで生基板を固定するわけです。原始的な方法ですが、慣れれば結構な精度で詳細なパターンを作ることができます。今回は銅箔が削れずに残ったりしましたので、複数回同じパスを走らせたため半日仕事でした。(動いている様子はYouTubeにアップしてあります。)

iModelaで切削加工したプリント基板(同じものが二枚分です)

縦横3cm程度の片面基板二枚の作成に約半日かかりました。さらに衰えた視力で、これに半田付けするのに大変な労力が必要です。作業が終わった時にはぐったりしてしまいました。


実用的なものにはやっぱりプリント基板を使いたい


 たった一枚しか作らない場合も多いので、効率を考えるとユニバーサル基板に手配線の方がずっと早い場合も多いのですが、振動の多い場所で使う電子回路などでは信頼性の向上のためにもプリント基板を作っています。

三軸加速度計を使ったデータロガー

自転車やバイク走行中の加速度を記録するために作成したデータロガーでは、大きな振動にも耐えられるようにプリント基板を作成しました。

振動でも故障しないよう太めのパターンを採用

この程度であればユニバーサルボードで作成してもそれほどごちゃごちゃしませんが、振動で配線や半田部分に影響が出るかもしれません。プリント基板の方がはるかに安心感があります。


 iModelaはプリント基板作成を意図して設計されたものではないそうですが、それなりの手間をかけてやれば綺麗な回路基板が出来上がります。半田付けする部分以外をレジストで保護しなくて大丈夫か不安でしたが、失敗してもハンダ吸取線で余分な半田を取り除けばショートすることもなく無事動作しました。かなり細かな部品の半田付けもルーペで拡大しながら、なんとかこなせるようになりました。一枚限りの作成では決して効率化には繋がらないiModelaでのプリント基板作成ですが、量産を前提とした試作レベルでは利用価値は大きそうです。


2015年1月25日日曜日

早春の京成線界隈サイクリング(のどかな一日)


 小春日和の一日、行ったことのない方角にハンドルを向けてみました。いつもは印旛沼で北か南に進路を取るのですが、今回は京成線沿いに東に進んでみました。

京成線の大佐倉駅付近

線路に沿って少し進むと、景色はぐっと田舎っぽくなります。線路を度々またぎながら成田方面を目指していると道端にニワトリがいました。

放し飼いのニワトリ

囲いもなく、車道の横で餌をついばんでいます。車に轢かれないのか心配になりました。反対側の家の庭を見ると、今度はヤギがいます。

のんびり草を食むヤギさん

実にのどかな風景です。酒々井駅の手前ですので、成田まではまだ距離がありますが相当な田舎です。気の早い菜の花も咲いていました。

ポツンと咲く菜の花

少しだけ春を感じることができた、一月の自転車小旅行でした。


2015年1月21日水曜日

ジオプラスのCGI環境(Sendmail)でシークレットIDはやばい


 昨年末、自社のホームページをYahooのジオプラスに開設しました。HTMLやJavascriptなど書いた経験もなく、参考書や他のホームページを参考にして何とか自力で作りました。問い合わせのメールフォームはPHP工房さんがフリーで公開されている多機能メールフォームを利用させていただきました。素人にも設置しやすいフリー版のメールフォームを公開していただき、大変助かります。ありがとうございます。


フォームの内容はどこにでもある、ごく簡単な問い合わせですが、CGI(PHP)を使って送り先メールアドレスを直接公開しなくて済むので、スパムメールの抑止には有効だと思います。Yahooジオプラスにしかない特殊な制限事項に対するガイドも併せて公開してくださってますので、私のようなど素人でも昨年末に何とか設置し、無事テストも終えることができました。
 新しい年を迎えてしばらく経った頃、ジオプラスのファイルマネージャーを覗いていたらSendmailのエラーが出ています。(ジオプラスではgeo_cgi_privateというホルダーにエラーメッセージが残ります。)

2015/01/19 11:18:06  ERROR 300: Yahoo!メール経由で送信できませんでした。Yahoo!メールが使用可能か確認する必要があります。http://geocities.yahoo.co.jp/v/originalcgi/sendmail/ 

 ジオプラスのSendmailはもともと他社のサービスにはない制限があり、ネット上でも有名になっています。今回のエラーもその関係かと思い、メッセージにあるエラー300を頼りにいろいろ検索してみましたが、これといった原因が見つかりません。仕方なく、Yahooカスタマーサービスにメールで問い合わせをしました。(メールしか受け付けていないようです。)
  • 昨年12月のメールフォーム設置時点では正しくSendmailできていた
  • ERROR 300についての説明が見つからないため、原因と対策を知りたい
との内容で問い合わせましたが、ユーザー作成のCGIプログラムに関するトラブルということで何ともつれない対応。解決には至りませんでした。

 昨年末にできていて、今年できなくなったということについてもう一度頭を冷やして考えてみたところ、ひとつ思い浮かびました。ホームページ開設を機に、セキュリティ向上が必要だろうと思い、シークレットIDなるサービスの利用を始めていました。ログオンの際に使用するIDとして、通常はYahooの会員IDやメールアドレスを使用するのですが、メールアドレスは誰にでも分かってしまいます。シークレットIDを使用すると、誰にも公開されないシークレットIDのみでしかログインできなくなるものです。

 このシークレットIDの利用をやめて、標準の認証方式に戻したところジオプラスでSendmailが動くようになりました。シークレットID利用時にFTPが使えなくなるというのはFAQなどにも説明があり、理解していたのですが、Sendmailまで使えなくなるとは思いもよりませんでした。(ご存知の方にとっては当たり前のことかも知れませんが...)またその時のエラーコード300についての説明がどこにも見当たりません。せめてカスタマーサービスからの回答にこの件が言及してあったらなと思いながら他社サービスの検討を始めました。


2015年1月17日土曜日

裏磐梯で生まれて初めてのスノーシューハイク体験(不動滝とイエローフォール)


 裏磐梯で生まれて初めてのスノーシューを経験してきました。何年も前に購入していましたが、なかなか挑戦する機会に恵まれず、長い間部屋の飾りと化していたMSRのスノーシュー。やっと本来の出番です。前日に車で裏磐梯に入り、スキーリゾートホテルに宿泊しました。

MSR Lightning Ascent 2009年モデル


先ずはツアーに参加して基礎を教えてもらう


 本で読んで得た知識しかないため、一日目は地元のスノーシューツアーに参加して基礎を教えてもらうことにしました。お世話になったのは「もくもく自然塾」の渡邊さん。この日は他の参加者がなく、個人授業状態でした。スノーシューの履き方から歩き方まで、面白いお話とともに丁寧に教えていただけました。本を読んだだけではなかなかわからない事も、実際に目の前で教えてもらうとすぐに理解できます。ありがとうございました。

 午前中は平坦な五色沼周辺を、渡邊さんと会話しながら歩き回りました。森の中を走り回る動物の足跡や春を待つ木々の芽などについて教えてもらいながら、生まれて初めてのスノーシューに慣れることができました。

五色沼の一つ、弁天沼から見える磐梯山

 午後は少し距離のある不動滝を訪問。林道から山道に入り斜面を登って行きますが、一面の雪ですので歩きやすい場所を自分で見つけながら進みます。急な登りではスノーシューのヒールリフターを起こせば足首が楽になることや、新雪の下り斜面は歩くよりも滑ってしまった方が速いことなど、それぞれ実際の場所で教えてもらえました。五色沼周辺に比べるとかなり登り下りがあります。不動滝は流量があるためか、この時期でも凍り付いていませんでした。滝の上部から雪の斜面をお尻で滑ってみてと言われた時は焦りましたが、やってみると意外に簡単。楽しい滑り台経験でした(^ ^)

たどり着いた不動滝


翌日はドキドキしながら単独行


 二日目は裏磐梯スキー場のリフトを利用して、噴火跡にある銅沼(あかぬま)と冬だけ見られるイエローフォールを訪れました。前夜に20センチほど雪が積もったので、いい感じのスノーフィールドになっています。スキーでは何度も訪れている場所ですが、最上部のリフトから先は行ったことがありません。多少の不安はありましたが、往路は別のパーティーが先行していたため、なんとか無事にたどり着けました。

銅沼から見た櫛ヶ峰

火山性の鉱物を含んだ水が山肌から染み出し、それが凍り付いてできた場所です。黄色く見えることからイエローフォールと名付けられ、冬の一時期しか見られません。この日は運よく見ることが出来ました。先行していたご夫婦の記念撮影をお手伝いしたら、ここから先は別ルートを進みました。

火山から染み出した水が凍り付いてできるイエローフォール


バージンスノーのルートを進むのは緊張する


 帰路は来た道とは違うルートです。前夜の雪でトレースが全くないバージンスノーが広がる斜面は迫力があります。3キロにも満たないショートコースですが、全く道がないためドキドキします。

進行方向はバージンスノー、振り返っても自分の足跡だけのルートはドキドキする

事前にルートをハンディGPSにセットしてきましたので、ナビの指示通りに進めばいいのですが、絶えずGPSを見ながら進むわけには行きません。ルートの起伏などを頭に入れて、少し進んではGPSを確認します。こんな歩き方ではなかなかペースが上がりません。

ルートを事前設定しておいたGARMIN eTrex-30J

さらに、ミスコースをしたと気付くのはかなりルートを外れてからでしたので、事前設定のルートに戻るのが大変でした。実際の山ではGPSのルート通りに進むのではなく、現地の地形を判断しながら自分の頭でルートを選ぶべきだと痛感しました。

地理院地図にGPSログを表示

ただし、GPSによって現在位置と進行方向がわかるのは本当に便利です。画面の小さなGPSだけでは全体の位置感は掴みずらいのですが、紙の地図と一緒に使えば読図が迅速に出来ます。夏山とは違い、その時々の判断でルートを選ぶ必要があるバージンスノーの冬山登山。経験がものをいう世界だと感じながら、無事戻ることができました。



NHKの「おいで東北」に渡邊さんが出演してる


 一年前に初めてのスノーシューに訪れた裏磐梯で大変お世話になった渡邊亮さんが、NHKの「おいで東北」福島編に出ているのをテレビで見てビックリしました。とっても楽しそうに裏磐梯の冬を紹介しています。ガイドツアーの最中にいろいろ楽しいお話を聞かせていただいたことを思い出しました。福島の冬は楽しいぞ!という渡邊さんの思いが伝わってきます。また訪ねてみたくなりました。

(2016年1月27日追記)


2015年1月10日土曜日

房総酒蔵バイクツーリング 野田の窪田酒造で二升購入


 二週間前に久留里で購入した地酒二升がもうなくなってしまいました。とっても旨い日本酒でした。飲み過ぎには気をつけているつもりですが、年末年始だったのでしょうがないんじゃんと自分に言い訳をしながら新しい千葉の地酒を探しに出かけました。丁度八潮市の方に用事があったため、足を伸ばして野田の窪田酒造に行ってみることにしました。
 地図でバッチリ確認してバイクを走らせたのですが、店舗が見つからずかなり焦りました。酒蔵らしい建物の周りを走り回ったのですが、看板が見つかりません。そうこうしているうちに、白衣姿で歩いている人を見かけたので声をかけて教えてもらいました。

利根運河沿いにある古い建物です(看板がない)

窪田味噌醤油と窪田酒造が並んでいて、酒造は道の奥の建物だと言うことでした。バイクで利根運河沿いの細い道を進んでいくと味噌醤油の事務所の奥にひっそりと(という表現がぴったりかな)窪田酒造の事務所兼店舗がありました。途中、舗装路ではなく石畳のような道になり看板もありませんので、初めての人は途中で帰ってしまうのではと心配になりました。
 初めて飲むと告げたところ、下の写真の勝鹿本醸造と純米酒を勧められました。芳醇辛口と濃醇甘口です。見ただけでよだれが出そうです(いつもですが)。

う〜ん、旨そう

バイクでやって来て二升も買ったので、ちゃんと持って帰れるのか心配をかけてしまいました。大丈夫です。もう、千葉県の酒蔵を何軒も回って一升瓶をバイクで無事に持ち帰っていると伝えて安心してもらいました。持ち帰りに活躍している自作のトートバッグ紹介動画をYouTubeにアップしてあります。
 隣の窪田味噌醤油店は以前分家した親戚に当たる会社だそうです。味噌醤油の方は手広く商売して繁盛しているが、自分の酒造の方はそうでもないというようなお話しをされていたのが印象に残りました。
 帰宅後、夕食時に早速本醸造の方を熱燗で四合ほどいただきました。程よい辛口で、熱燗にもぴったり。気に入りました。明日は冷、もしくは常温を試してみたいと思います。熱燗を楽しみながら、窪田酒造のご主人が言っていた『あまり手広くやってない』という言葉が気になりました。味噌や醤油で有名な野田市でたった一軒の酒蔵ですので、末長く美味しい日本酒を作り続けてもらいたと思いながら杯を傾けました。



勝手に「房総の地酒」を応援するTVコマーシャル風動画を作ってみました


個性ある房総の地酒の良さが少しでも伝われば幸いです。





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千葉にある約40軒の蔵元を順に巡っています。青色の酒蔵マークをクリックすると該当する投稿記事にジャンプします。







2015年1月2日金曜日

年の初めにメジロの亡骸を見て


 新年を迎えました。日本海側は大荒れの天気が続いているようですが、関東地方は比較的穏やかです。暖かいうちにと思い、犬を散歩に連れ出しました。同じように犬と散歩している人たちがたくさんいます。

 公園の側を通りかけた時、足元にきれいな小鳥が横たわっているのが見えました。ウグイス色で目の周りが白く縁取られています。メジロでしょう。手で触れても動きません。羽毛もふさふさとしていて、老衰したようには見えません。可哀想に、冷たいコンクリート道路の上で亡くなっていました。公園の茂みにそっと移して散歩を続けました。

かわいそうに、路上で横たわっているメジロを発見

 先日、サイクリングで佐倉城址公園に行った時、頭の上からコツコツと木を叩く音がします。見上げるとコゲラが木をつついていました。特に野鳥に興味があるわけではありませんが、ふと見つける小鳥というのはなかなか可愛いものです。こんなところにコゲラがいるんだと感心したことを思い出しました。

野鳥の撮影は難しい、公園でコゲラを発見

 野生の動物というのは自分の死に場所をわきまえているのか、なかなか亡骸を目にしません。あのメジロは突然の死だったのでしょうか。人に飼われている犬の背中を見つめながら、生き物の死について思いを巡らせた新年最初の散歩となりました。

飼い犬の背中を眺めながら動物たちの生死を考えた