2014年11月30日日曜日

雨が上がったので八潮の秋月電子にRaspberryPiを買いに行きました


 開発が容易で高機能なプロセッサーを探していたところ、先日のMaker FaireでRaspberry Piを見かけました。秋月電子に置いてあるようなので、雨も上がった午後にバイクで八潮店に買いに行きました。金、土、日曜日しか開いていないので結構賑わっています。駐車場は満杯でしたが、そこはバイクのメリットで簡単に駐車して買い物に専念できます。


 購入したのはこれ。プロセッサーからメモリ、USBポート、LANポート、汎用I/Oポートなど 必要なものは全て乗っていて¥5,000です。ドルベースの価格が35US$?らしいので、ちょっと今の円安で値上がりしたようですが、同じものはとてもこの値段では作れないですね。


ついでに専用のケースも購入。こちらは¥1,280でした。最近は3Dプリントサービスを使ったり、アクリル板を加工してケースを作ることが多いのですがなかなかスマートに出来ません。やっぱり金型を使って生産された専用ケースは使い勝手が良さそうです。


さて、これで何を作ってみようか今からワクワクしています。



Volumioを入れてハイレゾ音楽サーバーにしてみました


 ONKYOのDAC-1000をつないでみたらドライバーなしで認識してくれました。大容量のUSB HDDを用意し、VolumioをインストールしてiPhoneからコントロールできる音楽サーバーに仕立ててみました。NHK FMで放送しているN響定期コンサートをハイレゾで録音し、その音楽データをこのサーバーに格納しておけば、いつでも高音質でN響の演奏が楽しめるようになり、大満足です。

(2014年12月9日追記)


メーカーに言いたい! コンデジの三脚ネジ穴が隅っこに偏り過ぎ


 物持ちは良い方だと信じています。長年使ってきたiPhone 3GSもつい数日前にiPhone 6に換えました。今使っているデジカメ(CANONのIXY)も十年くらい使っていると思います。何も不便は感じていませんでしたが、サイクリング中に転倒してかなり衝撃を与えてしまいました。ケースのつなぎ目に隙間が出来ています。ブログを始めたのをきっかけに新しいデジカメを購入しました。買い換えたのはCASIOのEXILIM ZR800です。電気製品の常ですが、十年前に当時のIXYを購入した価格の半分以下で入手できました。

 購入後、三脚にセットして驚きました。取り付け用のネジ穴が限りなく端っこに付いていて、携帯用の小さな三脚では脚の方向に気を付けないと倒れてしまいます。写真ばかりでなく、HD動画やタイムラプス撮影にも活用する予定ですので、いろいろなタイプの三脚が活用できないと困ります。

やっと立っている小型三脚にセットしたコンデジ(偏り過ぎでしょ!)

今まで使っていたデジカメは本体の中央にネジ穴が付いていましたので、これが当たり前だと思っていました。三脚を買うときにネジ穴の位置なんて考えたこともありません。

以前使っていたキヤノンはちょうど真ん中(これが当たり前だと思ってた)

ネットで調べてみたら、今のコンデジでネジ穴が中央にあるのは古くからのカメラ専業メーカーのものくらいで、ほとんどのものは左右どちらかにオフセットされているようです。知らなかったのは私だけかも.....

 それにしても先の写真では明らかに不安定に見えます。ちょっとした風で倒れてしまいそうです。本体下部中央にスペースを取るネジ穴が設けられないのかもしれませんが、重量配分を考慮した設計とは思えません。丈夫で重たい大型の三脚にセットすれば問題はないのですが、サイクリングやバイクツーリングでの使用が中心です。できるだけ装備は小型、軽量にする必要があり、そのためにコンデジを利用しています。何かよいアタッチメント(アダプター)がないか探していますが、なければ作ってしまうしかないですね。

 HD動画やタイムラプス撮影時にはカメラを三脚に据え付けることが多いと思います。デジカメの機能がどんどん増えていくのは頼もしい限りですが、豊富な機能を支えるカメラの基本構造についてメーカーとしてもう少し考慮してもらえたら嬉しいですね。



三脚穴の位置が偏っているコンデジ向きの小型軽量三脚見つけました


 後日、Amazonで今回のニーズにぴったりの三脚を見つけました。『METRIX 卓上三脚/ミニ三脚 カメラグリップにもなる 小型 軽量 ミニテーブルポッド ブラック WT0117BK』という製品です。価格は税込み650円でした。

折りたたんだ状態

重量は88グラムしかありません。カメラのグリップとしても使えるように太目になっていますので、ちょっとかさばりますが許容範囲です。

広げた状態

カメラ取り付けネジが三脚の中心部からオフセットしています。買い換えたカシオのカメラをセットしてみたのが下の写真です。ずれた穴にずれた三脚で丁度良い具合になっています。

三脚にセットするとレンズがほぼ中央になります

紫のボタンを押しながら雲台部の傾き調整が可能ですが、数段階のステップでしかできないようになっています。細かな調整ができないとレビューにもありましたが、カメラの重心が真上に来ていれば、ステップの中間でも摩擦で固定できましたので使用上は問題なさそうです。とりあえずこれでサイクリングでの三脚使用に目処がつきました。

(2015年9月26日追記)


2014年11月28日金曜日

やっと来た、Amazonで電子出版するためEIN取得


 サイクリングを始めてからいろいろと考えたことを電子書籍にしています。Amazonで出版しようと思い立ち、いろいろと調べたところ、サーバーが米国にあるため、日本で電子書籍が売れた場合でも30%の源泉徴収税が米国政府に持って行かれるそうです。この米国での課税を免除してもらうためは、IRS(アメリカ合衆国内国歳入庁)からEIN(雇用者識別番号)というものを入手しなければなりません。

 10月20日にFAXで申請書を送り、首を長〜くして待っていたところ11月18日にEFTPSという米国納税システムに登録するためのパスワードを知らせる国際郵便が届きました。四週間前後かかると聞いていたので、こんなものかと思いながら中を見ると肝心のEINの頭5桁がアスタリスク(*)で隠されています。セキュリティのためでしょう。これでは次の手続きに進めないので、早速IRSにレターをつけて申請書をFAXで再送信しました。

 大丈夫かなあと心配しながら待っていたところ、本日やっとIRS本体からの国際郵便物が到着しました。約六週間のリードタイムです。


先に届いたEFTPSのレターは10月27日付となっていました。本日届いたIRSからのレター日付は10月29日になっています。申請書を10月20日にFAXしましたので、レターの日付だけを見ればとてもリーズナブルな応答日です。手元に到着するまでにいったいどこで時間がかかっているのでしょうね? このEINをAmazonのKindleストアの税に関するインタビューで記述して軽減税率の適用を申請します。手続きが終われば税率はゼロが適用されます。これで心置きなく電子書籍の販売を始められるわけですが..... 肝心の電子書籍そのものがまだ完成していないので急ぐ必要はありませんでした。


2014年11月27日木曜日

3Dプリントサービスで特殊仕様の電池ホルダーを作って見ました


 自転車のハンドルバー内にちょっとした電子回路を組み込もうと思い、内径21mmのハンドル内に入る単四電池二本用の電池ホルダーを探したのですが見つかりませんでした。 市販品になければ自分で作ろう、という最近のMakersブームに乗りトライして見ました。


CADが初めてでも何とか使える123D Design


 先ずはAutodesk 123D Designで3Dデータを作成です。このような優れたソフトが無料で使えるなんて夢のようです。CADの使用経験はありませんが、ネット上に出回っている解説記事や英語ですがAutodesk社が出している機能説明動画を見ればなんとなく使い始めることができました。

 単四電池の直径をノギスで測ってみると10.2mmほどでしたので、二本を横に並べたらそれだけでギリギリです。横方向には電池以外何も造形物を置かないという方針で作成したのが下の画像です(同じものが二個分並んでいます)。

Autodesk 123D Designでデータ作成

豊富な機能の中から円柱や立方体などのプリミティブを並べてサイズを調整し、加算や乗算、減算などの論理計算で加えたり削ったりしてやれば、大まかな部分は出来上がりです。二次元のスケッチを描いてから、それを立体に押し出す方法もあるのですが、不慣れなため今回はこの機能は使用せずに進めました。少し慣れてくると、この方法だけでたいていのものがデザインできます。


3Dプリントは外部のサービスを利用


 このデータをSTL形式にしてDMM.makeの3Dプリントサービスに送り、一週間ほどで完成品が届きました。出来上がったのが下の写真です。電池をはめ込むときにしなりが必要なため、ナイロン素材でオーダーしたため色は白。別途用意していた金属電極を取り付けて、乾電池を入れてみました。パチンと音を立てて電池が収まったときは気分爽快です。内径が21mmのハンドルバーにすっぽりと収まりました。

ぴったり電池二本分の幅です(金属部品は市販品)

自分がパソコン上でデザインしたものが立体の実物になって手元に届くというのは驚きです。まさに時代は変わったという感じですね。

 ただ、単なる電池ホルダー二個を作るのに三千円前後もかけていては商業的には成り立ちません。3Dプリントは究極の一品一様生産方式ですが、市販品に負けない生産コストが実現できないものか試行錯誤しています。自分用の3Dプリンターを購入しようかどうか悩んでいる最中ですが、今回使用したナイロン素材が扱える3Dプリンターで個人が買えるような価格帯のものは存在しないようです。強度と適度なしなりを兼ね備えた使いやすい素材が使える普及価格の3Dプリンターが出てきて欲しいものです。



123D Designがサービス終了


 2017年3月末で123D Designのサービスが終わりました。2015年4月頃からより高機能なFusion 360へ乗り換えていましたので、今回のサービス終了は特に問題になりませんが、3D CAD入門のきっかけを作ってくれた優れたソフトの終了は寂しいものです。操作に慣れるに従って色々と不満も出てきましたが、用意されたプリミティブ(基本図形)を拡大・縮小しながら組み合わせて、不要な部分をカットするという造形の基本を学ぶことができたソフトです。Fusion 360、Tinkercad、Remakeが後継ソフトとして挙げられていますが、Fusion 360しか使ったことがありません。ぼちぼち勉強しながらAutodeskの方向性を確かめて見たいと思います。

(2017年5月9日追記)


2014年11月26日水曜日

大渋滞の養老渓谷を諦めていちはら市民の森に紅葉を見に行きました


 生まれて初めてのブログ投稿です。お見苦しい点がございましたらお許しください。
紅葉前線が南下し、日帰りのバイクツーリングで房総の紅葉を見に行ってきました。23日(日)勤労感謝の日にCB1300に乗り、有名な養老渓谷を目指して県道81号(清澄養老ライン)を快調に走り出したのですが、目的地のだいぶ手前から大渋滞していました。

清澄養老ライン(県道81号)の養老渓谷方面は大渋滞

ほとんど動かなくなった場所から養老渓谷までは、さらに5〜6キロはありそうです。慣れない大型バイクで渋滞の中を、ストップ・アンド・ゴーを繰り返す自信がありません。諦めてUターンしました。小湊鉄道の月崎駅付近まで行くと、道路の脇に「いちはら市民の森」という看板が出ていたので立ち寄ってみることにしました。

養老渓谷を諦めていちはら市民の森に目的地を変更


いちはら市民の森は紅葉もイルミネーションも楽しめる


 これが大正解。広い駐車場にもスムーズに入れ、紅葉の具合も写真の通りバッチリでした。もみじの赤が見事です。

紅葉がちょうど見頃のいちはら市民の森

自然を生かした広い公園になっていて、散歩が楽しめます。房総特有の地層がむき出しになっている場所が所々にあり、手掘りのトンネルを通って奥へ進みます。

柔らかい地層を手掘りしたトンネルがたくさんある

 さらにこの日はLEDによるイルミネーションの点灯式が開催される日でした。地元の学生による合唱などのイベントが組まれています。広い池の中や、周りの高台にはたくさんのLEDが飾り付けられていて、ちょうど地元の人たちが点灯式の準備に追われている最中でした。

地元の人たちがイルミネーション点灯の準備に追われていた

 この日は残念ながら暗くなるまで待てなかったため、イルミネーションの点灯を待たずに帰宅。12月27日まで毎晩見られるようですので、再度GoProと三脚を持って行ってみようと思います。夜見たらきっと綺麗でしょうね。

行きも帰りも幹線道路は大渋滞していましたが、いつもの裏道を使って何とか無事帰宅しました。混雑を避けて紅葉とイルミネーションが楽しめる、良いツーリング先を見つけてしまった二輪旅です。



養老渓谷手前の渋滞末尾に危うく突っ込むところでした


 養老渓谷を目指して県道81号を当初快調に走っていたのですが、ブラインドカーブを抜けた途端、渋滞で止まっている車が目に飛び込んできました。車体を起こすと同時に急ブレーキをかけ、さらに追突の可能性を少しでも下げるために、とっさに反対車線側にふくらんでいました。ABSが動作していたのかどうか感じる余裕もなく、必死でブレーキをかけ続けたところ、最後尾の車の直前で停止することができました。危なかった〜。冷や汗ものでした。後日、動画を整理していたらヘルメットに取り付けたGoProがその時の様子を記録していました。


何とか追突は避けられましたが、対向車が来ていたら正面衝突していたかもしれません。ブラインドカーブでは速度を落とすという、当たり前のことを改めて肝に命じることになった出来事でした。

(2017年5月16日追記)