2015年5月31日日曜日

谷津道探検サイクリング 混雑する週末のサイクリングロードを避け高崎川・根木名川経由で成田山へ


 成田山新勝寺や成田空港もサイクリングの目的地としてお気に入りの場所です。往復だと100キロを超える距離があるため、季節や天候を考慮して出かけていましたが、ルートは大抵花見川・印旛沼サイクリングロードを使っていました。この道、走りやすいのですが週末は結構混雑します。犬を散歩させている人や音楽を聴きながらジョギングしている人を驚かせたくないため、できるだけ週末は避けるようにしています。

 天気が絶好なので成田方面に行ってみようと思い立ちましたが、サイクリングロードを避けた谷津道がないか検討しながら走ってみました。成田市街に南から流れ込んで利根川まで続いている根木名川(ねこながわ)がありましたので、ここを目指します。鹿島川から分岐して東に伸びている高崎川を進めば、佐倉から根木名川まで行けそうです。今回はスタート直後から花見川沿いを避け、勝田川に沿ってアプローチしてみました。

印旛沼周辺の河川

勝田川沿いは未舗装路も多く、かなり迂回の必要がありますがやたら空いています。東関東自動車道にぶつかる前に、東に進路を変え手繰川を横断します。

誰も走っていない勝田川沿い(週末の日中です)

いつも橋を渡る際は、河川と橋の名前を確認するようにしています。勝田川の橋を渡る際に、いつものように確認しようとしたら四箇所にあるはずの銘板が全て無くなっていました。誰かが金属(真鍮?)を売却しようとして持ち去ったのでしょうか。なんとも情けない思いがしました。

銘板が無くなっている橋の欄干

 東関東自動車道まで行ってしまうと高速道路脇の抜け道を車に追い立てられて走ることになりますので、要注意です。JR総武本線沿いに佐倉駅前を過ぎるまでのルートはまだまだ要検討ですが、その後は鹿島川支流の高崎川沿いに富里まで快適に走れます。富里に近づくと遠くに巨大なスイカ模様のガスタンクが見えてきました。何でスイカ?と思いながら走り続けていると、周りにたくさんのスイカ畑がありました。そう、富里市はスイカの名産地でした。

スイカ模様のガスタンク(富里市)

 富里で高崎川を離れ、少し車道を行くと根木名川の源流付近に行き当たります。成田市街に近いためか、谷津道というには少し立派で車も多いのですが、谷津田沿いに快調に北上できます。

根木名川沿いの道、車もそこそこ通ります

 少し走るとすぐに国道51号と交差し、京成成田駅とJR成田駅に到着しました。新勝寺への参道は週末のため歩行者天国です。人出も多いためアイスクリームを食べながら自転車を押して歩きました。

成田山新勝寺への参道

 佐倉市を通過する部分が未だ満足できるコースを見つけられていません。どうしても路側帯が狭く交通量の多い県道か未舗装の畦道に行き当たってしまいます。安全で快適なルートを求める谷津道探検サイクリングはまだまだ終わりそうもありません。

(クリックすると動かせる地図が表示されます)



 ルート中、車の数が増えてくる佐倉駅付近を通らずに四街道までたどり着くルートを探検してみました。高崎川支流の勝田川を利用するルートです。花見川に合流する勝田川とは別の川ですが、こちらも快適な谷津道ルートでした。

(2015年8月29日追記)



 勝田川に架かる橋の銘板が盗まれていることに気づいてからだいぶ経ちますが、宮城や岩手県内の橋でたくさんの銘板が盗まれているというニュースをNHKでやっていました。数百枚に上る被害だそうです。側溝のグレーチング(金属の蓋)や車止めの金属パイプなど同様の盗難事件はだいぶ前から頻発しています。金属を売却して不当な利益を得る窃盗が横行しているようです。許せないですね。警察にはビシビシ検挙してほしいものです。

(2016年1月9日追記)


2015年5月28日木曜日

谷津道探検サイクリング 都川水系の坂月川を使って加曽利貝塚から泉自然公園へ


 千葉市街の雑踏や臨海部の自動車道を避けて、いかに安全・快適に外房や房総丘陵方面に自転車でアクセスするかがいつの間にかテーマになっていました。先日、都川支流の葭川(よしかわ)を利用して千葉市街を避け昭和の森まで行ってみましたが、今回は都川支流で未体験だった坂月川にチャレンジしてみました。

都川水系

先ず、千葉市動物公園から坂月川の上流部にある加曽利貝塚を目指します。都賀を経由し国道51号を横断。この辺りは生活道路で、道幅が狭く気を使います。ただ交通量の多い主要自動車道は国道51号を含めてトンネルで横断できるため、信号待ちもなく快適に南下できました。

国道51号を横断する地下道

国道51号を越えてもまだ住宅街が続きます。昔は河川敷だったと思われる一段低い道が真っ直ぐに続いているので、歩行者に気をつければ快適な道です。

住宅街ですので注意が必要ですが快適に走れます

間もなく加曽利貝塚公園にさしかかります。このあたりで坂月川がはっきりと現れ、川の両岸が緑に覆われています。坂月川の遊歩道はかなり荒れていて、歩道はボコボコですが、ゆっくり走る分には問題ありません。右側の森が加曽利貝塚公園、左側が「縄文の森特別緑地保全地区」として保護されている森です。

坂月川沿いの遊歩道、右が加曽利貝塚公園

加曽利貝塚公園には復元された竪穴式住居がありました。今はそこそこの高台になっていますが、以前は海岸沿いの貝類が取れる場所だったのでしょう。食べたあとの貝殻が堆積した場所の展示などもあり、勉強になります。

加曽利貝塚公園にある復元された竪穴式住居

坂月川を挟んで、加曽利貝塚公園の反対側にも大きな森が広がっています。地図には何も記載がありませんが、この辺にこれだけ広い森林はそうありません。川沿いを走っていると看板がありました。近隣の方々の保護活動により「縄文の森特別緑地保全区」として開発を免れた自然林のようです。

坂月川を囲む鬱蒼とした森が保護されています

坂月川の遊歩道も途中で未舗装路になってしまいました。そこからはいつもの谷津道探検の要領で、少し川から離れた農道を探しながら進みました。あっという間に国道126号にぶつかります。サイクリングを始めた当初、九十九里浜に行きたくて選んだ道がこの国道126号でした。大型車に追い立てられながら死ぬ思いでペダルを漕いだ思い出の道です。サイクリングを末長く、安全・快適に楽しむためにはいかにルート発掘が大切かを身を持って学んだ道路です。今では走りたくない道、第一位の道になっています。

国道126号との交差点、狭い道を大型車がひっきりなしに走ってます

坂月川から国道126号を横切ると、すぐに都川に行きつきます。今回は新たなルート発掘にチャレンジしようと思い、そのまま南下して支川都川のサイクリングロードまでルートを探してみました。距離は短く、あっという間に支川都川の見慣れたサイクリングロードにたどり着きます。そこからは勝手知ったる快適なサイクリングロードと都川沿いの谷津道を利用して泉自然公園に簡単に到着しました。自動車に追われながらビクビクすることもなく快適に走れる道を見つけることにこの上ない喜びを感じる今日この頃です。

(クリックすると動かせる地図が表示されます)



加曽利貝塚が特別史跡に指定されることが決定


 日本全国で61ヶ所しかない国の特別史跡に加曽利貝塚が加わることが決まったそうです。千葉県内では初の指定で、貝塚が指定されるのは初めてのこと。そんなにすごい貝塚だったとは思いませんでした。早くから地域住民の保存運動が盛んになり、世界最大級の貝塚が良い状態のまま残っているのが理由のようです。

サイクリングの途中で偶然見つけた加曽利貝塚ってすごい場所だった

自転車での快適ルート探検の途中で偶然見つけたお気に入りの場所が、こうして脚光をあびるというのも嬉しいものですね。

埋められたおびただしい貝殻の層を眺めることもできる

(2017年6月17日追記)



加曽利貝塚の紹介動画も作成してみました


 どうも盛り上がっているのは地元だけのような気がして、房総を訪れるサイクリストにも是非立ち寄ってほしいという思いから紹介動画を作ってみました。国道や県道を車と競争しながらガンガン走るだけが房総ツーリングではありませんよ〜。こんな裏道沿いにある史跡にも来てくださいね〜(^ ^)/


(2017年7月14日追記)


2015年5月27日水曜日

だから二輪旅 富士山からの清らかな湧水が見事な柿田川へバイクでGO


 「車もあるのにどうしてバイクで?」とのいつもの問いに、「駐車場入りやすいし、大抵無料だから」とあっけらかんと答えていざ出発。

 清らかな川の流れを見ていると心が洗われるような気がします。テレビでよく紹介されている柿田川にバイクで行ってみました。地図で調べてみると三島から少し先の国道1号沿いに柿田川公園があり、駐車場も完備されています。アクセスの良さは抜群ですが、こんな街中に本当にあるのかと到着まで半信半疑でした。

柿田川公園入り口、本当に国道1号の真横にあります

バイクは無料で停められました。公園内に「わき間」と呼ばれる湧水ポイントが何箇所もあります。その間を遊歩道が結んでいて、気持ちの良い散策が楽しめます。

わき間の一つ、透明度は抜群です

わき間の底の砂がしきりに動いているのが見えます。地下から砂を通って清らかな水が湧き出しているからです。それにしてもすごい透明度。水面や底の砂が動いていなかったら、まるで何もない空間に見えそうです。同じようなわき間があちらこちらにあり、全体で一日百万立方メートルもの湧き水が出ているそうです。

別のわき間

柿田川の水源はほぼ全てがこの湧き水だそうです。富士山に降った雨や雪解け水が地下に浸透し、約40キロ離れたこの場所に十年の歳月をかけて湧き出すとのこと。綺麗なはずです。わき間からの湧水を集めて柿田川は立派な流れになっていました。

立派な流れの柿田川、川の途中からも水が噴き出しています

いまでこそ清流が楽しめる場所になっていますが、かつては水資源を求めて進出した工場の排水汚染やコンクリートによる護岸工事、生活排水の流入で魚も住めない状態だったそうです。地元有志の方々によるナショナルトラスト運動の成果により、このような美しい姿が戻ったと聞き頭の下がる思いです。

帰路、新東名を使ってみました

 往路は厚木から箱根を越えてきましたので、帰路に新東名高速を初めて走ってみました。建設中止とか言われていたように記憶していますが、いつの間にか出来上がっていたのですね。確かに立派な走りやすい道でした。設計速度も120キロ以上のようですが、制限速度は相変わらず100キロのまま。エンジンの性能が上がり、いまや軽乗用車ですら100キロ以上の速度で追い越し車線を走っています。この道を制限速度で走り続けるには相当な忍耐力が必要だと感じました。
 それにしても新東名はかなり空いていました。どのくらいの建設費がかかったのか知りませんが、柿田川の自然を守るために有志の方々が集めたお金とは比べようもない額なんでしょうね、きっと。



だいぶ経ってから動画を編集してみました


 旅行中に撮影した動画や写真を眺めていたら動画にまとめてみたくなりました。えらい時間が経過してしまいましたが、当時の思い出を再現したバイク旅動画です。同時に訪れた三保の松原も入れてあります。


(2017年11月21日追記)



2015年5月23日土曜日

谷津道探検サイクリング 都川水系大活躍で昭和の森・泉自然公園へ


 いつもは四街道から鹿島川に沿って南下して昭和の森を目指しますが、時々東西に走る支川都川のサイクリングロードも使っています。この支川都川サイクリングロードは直線の気持ちの良い道で、土気や誉田方面から帰るときに風向きにより時々利用するバリエーションルートでした。ただ、最後の千葉市中心街を抜けるときに交通量の多い自動車道を使わざるを得なくて、メインのルートにはなっていませんでした。今回地図を眺めていたら、都川に流れ込んでいる葭川(よしかわ)を使えば、千葉動物公園から都川まで裏道で行けそうなことに気づきました。都川と支流の支川都川が分かれる千葉東ジャンクション付近まで快適に行ければ、あとは安全・快適な谷津道を選んで走れます。

(クリックすると動かせる地図が表示されます)

 京葉道路の千葉東ジャンクション付近には都川水の里公園があり、その周りは広大な自然が残っています。高速道路の騒音であまり利用価値のない場所かもしれませんが、自然が残っているのはいいことです。

都川水の里公園、緑がいっぱいです

 往路は支川都川サイクリングロードを使い、帰路は都川本流沿いの谷津道を走りました。この都川本流沿いの道は一部サイクリングロードになっていますが、全体ではかなり難しいコース取りを余儀なくされます。泉自然公園から千葉東ジャンクションまで国道126号を付かず離れずに走ることができます。交通量の多い国道を避けるルートとしても利用価値が高いと思います。

都川本流に沿った谷津道

Adobeのイラストレーターは高価で使えないので、iDrawというMac用のソフトで都川の水系図を描いてみました。今回は葭川(よしかわ)沿いをアプローチに使いましたが、加曽利貝塚から都川につながっている坂月川も利用価値がありそうです。次回チャレンジしてみたいと思います。

都川水系図(へたくそですみません)

都川沿いは桑の木がたくさん生えていて、この時期は熟した桑の実がびっしりとなっています。美味しそうな実を口にしてみました。品の良い甘みが口の中に広がります。

黒く熟した桑の実がたくさん

別の場所には木イチゴがなっていました。こちらは爽やかな酸味と甘みが同時に楽しめます。派手なジャージを着た親父が茂みに入り込み、木の実を食べている姿は実に怪しいですね。人がいるところではなかなかできないことです。

子どもの頃から木イチゴはよく食べました

 帰路、都川沿いを走っていると、千葉東ジャンクション付近の川原でいつも昼寝をしている二匹のヤギさんが道を歩いていました。何年も前から見かけていましたが、間近で見るのは初めてです。結構迫力がありました。

都川の主のようなヤギさんたち


2015年5月21日木曜日

房総酒蔵バイクツーリング(いすみ・御宿) 旨い蕎麦を味わいながら木戸泉酒造・岩瀬酒造訪問


 前回購入した千葉の地酒がなくなってしまったので、また房総酒蔵バイクツーリングに出かけました。今回はいすみ・御宿方面を目指します。途中お昼の時間に差し掛かった時に、広大な蕎麦畑の中にぽつんと蕎麦屋が建っているのを見つけました。駐車場にも車がたくさん停まっていて人気の店のようです。久しぶりにおいしい蕎麦が食べたくなり立ち寄ってみました。

長柄町の蕎麦畑の中にある長生庵

平日にもかかわらず店内は満席です。お一人様は運良くカウンター席の隅に滑り込むことができました。注文したのはお店おすすめの桜エビかき揚げ蕎麦定食です。ここは蕎麦以外も野菜や米も作っていて、かき揚げの材料はほとんど自前だそうです。久しぶりにおいしい蕎麦をいただきました。

桜エビかき揚げ蕎麦定食いただきました

 お腹もいっぱいになり、最初に訪問した酒蔵は木戸泉酒造です。外房線大原駅近くに広大な敷地を構えています。大きな煙突と入り口の巨大な杉玉ですぐにわかりました。毎度のことですが、こちらの希望を聞いて酒蔵の人がいろいろと説明しながら勧めてくれるのでとても参考になります。発泡性の生酒も生つばものだったのですが、さすがにバイクの振動には耐えられそうもないのでまたの機会にしました。

いすみの木戸泉酒造

 次に訪れたのは御宿にある岩瀬酒造です。御宿といえば月の砂漠。海岸にある有名なラクダ像は何度か見に来たのですが、御宿駅近くに酒蔵があることは知りませんでした。

有名なラクダの像(月の砂漠をは〜るばると〜♪)

国道から奥まった場所にあるので迷いましたが、なんとか到着。ここでもお勧めの銘柄を教えてもらい一升購入しました。どの蔵でも直接来て購入する客はあまり多くないようです。訪問した時に店(事務所)に人が居たことはほとんどありません。声をかけてお店の人が来るまでしばらくあちらこちらを見学しています。並んでいる商品を眺めているだけでも飽きません。一つの酒蔵でも多数の商品があり、それぞれ特徴があります。また、あらばしりやひやおろしなど季節により違った味わいが楽しめるのも日本酒の醍醐味です。あちこち巡っている千葉の酒蔵も、季節という条件を加えると終わりのない旅になりそうです。

御宿の岩瀬酒造

 持ち帰ったのはそれぞれの酒蔵お勧めの銘柄です。木戸泉本醸と岩の井辛口純米。燗でも冷やでも楽しめるという日本酒です。一升瓶二本の持ち帰りに使ったバッグはいつもの「ツーリングお土産トートバッグ」。割れることもなく、安心して持ち帰れました。またしばらくは千葉の地酒吟味が続く毎晩となりそうです。

どちらも辛口です




勝手に「房総の地酒」を応援するTVコマーシャル風動画を作ってみました


個性ある房総の地酒の良さが少しでも伝われば幸いです。





房総酒蔵バイクツーリングのインデックスはこちら


千葉にある約40軒の蔵元を順に巡っています。青色の酒蔵マークをクリックすると該当する投稿記事にジャンプします。







2015年5月19日火曜日

だから二輪旅 バンジージャンプの竜神大吊橋と涼しい地下神殿が広がる大谷資料館へ


 「車もあるのにどうしてバイクで?」とのいつもの問いに、「同じバイクに乗っている好き者が大勢集まるから」と答えていざ出発。

 ツインリンクもてぎで開催されたCB Owner's Meetingに参加後、袋田の滝で一泊し、竜神大吊橋大谷資料館に行ってみました。竜神大吊橋は竜神ダム湖水面から100mの高所に架けられた長さ375mの歩行者専用橋です。有料ですが、橋から眺める竜神峡谷の景観は目を見張るものがあります。

新緑の中の竜神大吊橋とたくさんの鯉のぼり

橋のたもとで写真を撮っていると、多くの人が一点を見つめています。何かなと目をこらすと橋の真ん中にロープをつけた人が立っています。バンジージャンプです。昨年から始まったようですが、ダム湖から100mの高さがある橋から飛び降りるのは相当怖そう。一回一万五千円だそうですが、やりますか?

ロープの先端に万歳した人がぶら下がっています(小さくてごめんなさい)

 次に訪れたのが宇都宮市大谷町にある大谷資料館。大谷といえば小学校の時に習った大谷石を思い出します。ここは大谷石採掘場跡を見学することができます。

大谷資料館

1919年(大正8年)から約70年間採掘されて出来上がった巨大な地下空間に驚きます。坑内は一年を通して平均気温8度と冷涼で、夏の薄着で見学に来た人にはブランケットの貸し出しもあるほどです。掘りやすく、加工しやすい大谷石は大いに利用されたようで、確かに家の近所でもよく目にします。地下空間は2万平方メートルもあり、野球場が入ってしまうほどの広さだそうです。

神秘的な地下空間が広がっています

涼しく静まり返った広大な地下空間を活かして、コンサートや映画、プロモーションビデオの撮影なども行われている場所です。確かこここならどんな大音量を出しても近所迷惑にはなりませんね。

芸術作品も展示されていました


バンジージャンプをテレビ東京のWBS「The行列」で特集してた


 平日夜11時からのWBS(ワールド・ビジネス・サテライト)で竜神大吊橋のバンジージャンプを放映してました。東日本大震災の影響で観光客が激減したのを機に、賑わいを取り戻すために始まったそうです。知りませんでした。週末は一回一万五千円の料金にもかかわらず男女の若者グループが集まっているようです。飛び降りるシーンをテレビで何度も見ていて、いい年したオヤジですが一度はやってみたいような気もしてきました。

(2015年12月11日追記)


2015年5月18日月曜日

ツインリンクもてぎで開催されたCBオーナーズミーティングに初めて参加してきました


 快晴の日曜日にツインリンクもてぎで開催されたCB Owner's Meetingに行ってきました。この類のイベントに参加するのは初めてだったのですが、ホンダのCBシリーズが700台も集まると壮観です。CB1300や400の比較的新しいモデルが多かったようですが、懐かしいCB750やCB125などもかなり集まっていました。綺麗に整備された懐かしいバイクを眺めるのも楽しいものです。

ずらりと並んだCB、壮観です

 いろいろなイベントが用意されていて、参加者を楽しませてくれます。クイズやジャンケン大会でたくさんの景品が配られましたが、相変わらず運のない私はボウズでした。

クイズで商品をゲットした人たち、うらやましい

 腕自慢たちが一本橋にチャレンジ。ベストタイムは26秒台。すごいですね。中野真矢さんのサイン入りTシャツをゲットしていました。

一本橋チャレンジ

 もてぎのインストラクターによる講習もありました。今回は女性ライダーと若者向けの二つのみだったため残念ながら参加できませんでしたが、無料で指導してくれるなんて太っ腹です。年に一〜二回、悪い癖を矯正するために有料のライディングスクール(HMS)に参加するようにしていますが、一日コースで一万五千円程度かかります。バイクに乗り始めたばかりの若者にはきつい金額ですね。こういう無料で受講できる機会を増やし、若者が正しいライディングテクニックを身につけられるようにしてもらいたいものです。

レディース講習会風景

 参加者は四十代〜五十代が多かったように思います。趣味のために百万円以上もする大型バイクを購入し、維持していくのはけっこう大変ですもんね。メーカー各社には安くて面白いバイクをもっと頑張って発売してほしいと思いながら、記念のキーホルダーをもらって帰りました。

右のキーホルダーもらいました


2015年5月10日日曜日

房総酒蔵バイクツーリング タンタン麺味わいながら勝浦再発見と吉野酒造・東灘醸造訪問


 外房の勝浦には数え切れないくらい行っています。海水浴、釣り、ホテル◯日月滞在など、それこそもう十分だと思っていたのですが、今回バイクで訪れてみてまだまだ新しい発見があることに驚きました。

 先ず勝浦の突端にある八幡岬です。何度も勝浦を訪れているのに、ここまで行ってみたのは初めてです。着いてびっくり。海岸沿いの断崖の上から絶景が広がっています。しかもここに勝浦城が建っていたなんて知りませんでした。さらに、この城のお姫様(お万)がのちに徳川家康の側室となり、有名な水戸光圀の祖母となったなんてことももちろん知りませんでした。(はっきり言って歴史オンチ)

勝浦城址からの眺め(奥に見えるのは勝浦灯台)

 駐車場に海上保安庁特殊救難隊の車が停まっていたので、何かあったのかなと思いながら岬の突端まで行ってびっくりしました。岸壁の中ほどにヘルメットをかぶった人が取り付いています。テレビでよく見るオレンジ色の服を着ていました。多分救助訓練の最中なのでしょう。それにしてもこんな断崖絶壁で訓練とは。まさに命をかけた仕事です。頭が下がりました。

駐車場でとなりが偶然海上保安庁の車でした

 ちょうどお昼の時間になっていましたので、勝浦で食堂を探しました。最近有名な勝浦タンタンメンを食べたことがなかったので、迷わずタンタンメンのノボリのある店へ真っしぐら。いや〜、辛かったけどうまかった。ひき肉と玉ねぎのみじん切りを残すのがもったいなくてスープをほとんど平らげてしまいました。辛さで汗びっしょりです。

初めての勝浦タンタンメン

 先ず最初に訪れた酒蔵は吉野酒造です。ここは腰古井という銘柄のお酒を作っています。レンガ造りの煙突が目立っていました。日本酒で仕込んだ梅酒もあり、余りにもいっぱい商品があって、いつものように悩んでいたら蔵の人が丁寧にアドバイスしてくれました。とても一回の訪問では足りないですね。季節を変えてまた行ってみようと思います。

興津の海岸から山の方に入った吉野酒造

 次に訪れたのは東灘醸造です。国道から山側の細い道に入ったところなので、ちょっとわかりにくい場所です。JR外房線の線路の下を通り過ぎるとすぐに入口です。こちらの酒蔵もたくさんの商品がありましたが、いろいろ相談にのっていただき貴重な一本を選べました。

国道128号から道一本山側に入った東灘醸造

 辛口で冷やでも燗でも美味しい酒、なんていう贅沢なリクエストに丁寧に応えてくれた結果購入したのがこの二本です。どちらも吟醸辛口。この投稿を書きながら腰古井の方を冷やで飲んでいますが、確かに辛口でさっぱりしています。ぬる燗も試さなければなりません。房総酒蔵バイクツーリングの夜は毎回こうして更けていきます。あ〜また飲み過ぎか?

どちらも辛口



勝手に「房総の地酒」を応援するTVコマーシャル風動画を作ってみました


個性ある房総の地酒の良さが少しでも伝われば幸いです。





房総酒蔵バイクツーリングのインデックスはこちら


千葉にある約40軒の蔵元を順に巡っています。青色の酒蔵マークをクリックすると該当する投稿記事にジャンプします。








2015年ご当地グルメB-1グランプリで勝浦タンタン麺がゴールドグランプリ獲得


 青森県十和田市で開催されていた第十回B-1グランプリで勝浦タンタン麺が第一位に輝いたそうです。これはめでたい。ついでに千葉の地酒ももっと有名になってくれればいいですね。

(2015年10月5日追記)