外房の勝浦には数え切れないくらい行っています。海水浴、釣り、ホテル◯日月滞在など、それこそもう十分だと思っていたのですが、今回バイクで訪れてみてまだまだ新しい発見があることに驚きました。
先ず勝浦の突端にある八幡岬です。何度も勝浦を訪れているのに、ここまで行ってみたのは初めてです。着いてびっくり。海岸沿いの断崖の上から絶景が広がっています。しかもここに勝浦城が建っていたなんて知りませんでした。さらに、この城のお姫様(お万)がのちに徳川家康の側室となり、有名な水戸光圀の祖母となったなんてことももちろん知りませんでした。(はっきり言って歴史オンチ)
勝浦城址からの眺め(奥に見えるのは勝浦灯台) |
駐車場に海上保安庁特殊救難隊の車が停まっていたので、何かあったのかなと思いながら岬の突端まで行ってびっくりしました。岸壁の中ほどにヘルメットをかぶった人が取り付いています。テレビでよく見るオレンジ色の服を着ていました。多分救助訓練の最中なのでしょう。それにしてもこんな断崖絶壁で訓練とは。まさに命をかけた仕事です。頭が下がりました。
駐車場でとなりが偶然海上保安庁の車でした |
ちょうどお昼の時間になっていましたので、勝浦で食堂を探しました。最近有名な勝浦タンタンメンを食べたことがなかったので、迷わずタンタンメンのノボリのある店へ真っしぐら。いや〜、辛かったけどうまかった。ひき肉と玉ねぎのみじん切りを残すのがもったいなくてスープをほとんど平らげてしまいました。辛さで汗びっしょりです。
初めての勝浦タンタンメン |
先ず最初に訪れた酒蔵は吉野酒造です。ここは腰古井という銘柄のお酒を作っています。レンガ造りの煙突が目立っていました。日本酒で仕込んだ梅酒もあり、余りにもいっぱい商品があって、いつものように悩んでいたら蔵の人が丁寧にアドバイスしてくれました。とても一回の訪問では足りないですね。季節を変えてまた行ってみようと思います。
興津の海岸から山の方に入った吉野酒造 |
次に訪れたのは東灘醸造です。国道から山側の細い道に入ったところなので、ちょっとわかりにくい場所です。JR外房線の線路の下を通り過ぎるとすぐに入口です。こちらの酒蔵もたくさんの商品がありましたが、いろいろ相談にのっていただき貴重な一本を選べました。
国道128号から道一本山側に入った東灘醸造 |
辛口で冷やでも燗でも美味しい酒、なんていう贅沢なリクエストに丁寧に応えてくれた結果購入したのがこの二本です。どちらも吟醸辛口。この投稿を書きながら腰古井の方を冷やで飲んでいますが、確かに辛口でさっぱりしています。ぬる燗も試さなければなりません。房総酒蔵バイクツーリングの夜は毎回こうして更けていきます。あ〜また飲み過ぎか?
どちらも辛口 |
勝手に「房総の地酒」を応援するTVコマーシャル風動画を作ってみました
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千葉にある約40軒の蔵元を順に巡っています。青色の酒蔵マークをクリックすると該当する投稿記事にジャンプします。
2015年ご当地グルメB-1グランプリで勝浦タンタン麺がゴールドグランプリ獲得
青森県十和田市で開催されていた第十回B-1グランプリで勝浦タンタン麺が第一位に輝いたそうです。これはめでたい。ついでに千葉の地酒ももっと有名になってくれればいいですね。
(2015年10月5日追記)
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