2015年6月2日火曜日

房総酒蔵バイクツーリング(成田・佐倉) 谷津の豊かな水に恵まれた滝沢本店・旭鶴


 梅雨入り間近で暑い日が続いています。あちらこちらの酒蔵で買い求めた千葉の地酒は、この暑い時期でも冷蔵庫で冷やせば抜群の旨さ。谷津の湧き水と千葉の米の相性の良さでしょうか、ついつい杯が進んでしまいます。
 先日、自転車で谷津道を探検しながら成田山新勝寺まで行った時に参道の途中で「長命泉」という看板を掲げた酒蔵を発見しました。残念ながら自転車で一升瓶を持ち帰るのはかなり困難なため、改めてバイクで成田に行ってきました。
 参道の途中にたくさんのパーキングがありますが、どれもコインパーキングでバイクには対応していないようです。確実に停められるだろう新勝寺北側の駐車場(弘恵会大株駐車場)から散歩を兼ねて歩くことにしました。駐車料金はバイク300円。久しぶりにバイクの駐車料金を払いました。

新勝寺北側にある駐車場、平日午前中でガラガラです

勝手知ったる新勝寺内を通り過ぎ、蒲焼の匂いが溢れる参道を登って行くと長命泉の看板を掲げた滝沢本店に到着です。毎度のことながら色々あって悩みましたが、冷やでも燗でもいける一番人気商品と書かれていた吟醸辛口をチョイス。

滝沢本店、参道に面しているだけあって立派な店構えです

参道を挟んだ反対側には「長命泉」の由来となった井戸がありました。渇水期にも涸れることがなく、飲んだ人の病気が治ったり長生きしたという話しから「長命泉」の名が付けられたということです。

綺麗な井戸水

 次は佐倉市にある旭鶴を目指しました。こちらも四街道から鹿島川に沿って昭和の森方面にサイクリングする際に良く通る場所です。国道51号から一本奥に入ったところ(多分旧道?)にあり、車では通り過ぎてしまいそうな場所です。自転車だからこそ見つけられた場所に改めてバイクで行きました。酒蔵は樹木に囲まれた八坂神社の隣に建っています。

高台になっている佐倉の八坂神社

この八坂神社から流れる天然の地下水を使って仕込みをしているそうです。こちらではアルコール度数18度とちょっと高めの辛口純米酒を購入しました。国道の喧騒から離れた場所で、谷津の地下水と千葉の米で醸された酒はどんな味がするのでしょう。楽しみです。

歴史を感じさせる旭鶴の酒蔵と店舗

さて、冷やでいくか熱燗にするか、はたまたロック? 房総酒蔵バイクツーリングの夜はこうして静かに更けていきます。

旭鶴辛口純米(左)と長命泉吟醸辛口(右)



勝手に「房総の地酒」を応援するTVコマーシャル風動画を作ってみました


個性ある房総の地酒の良さが少しでも伝われば幸いです。





房総酒蔵バイクツーリングのインデックスはこちら


千葉にある約40軒の蔵元を順に巡っています。青色の酒蔵マークをクリックすると該当する投稿記事にジャンプします。








(追記)

 旭鶴辛口純米から試飲(?)してみました。やばいです。そのまんま(常温)で、ぐいぐいいけます。常温でこれなら、冷やではどうなるのか今から試練の試飲(?)になります。

 長命泉の吟醸辛口も封を開けました(飲み過ぎ?)。こちらは常温でさっぱりとした飲み口です。どんな料理にも合う淡麗さです。


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