梅雨の晴れ間、千葉の地酒が無くなってしまったのでまた暴走、いや房総の酒蔵を訪問しました。先日二台目のウェアラブルカメラとして購入したPanasonic HX-A1Hのテストも兼ねてのバイクツーリングです。超小型で筒型という特徴を活かし、ヘルメットの横にセットしてみました。これがGoProならかなり横にはみ出して目立ちますが、このA1Hならあまり目立ちません。
GoPro用のマウントを活用してヘルメットの横に固定 |
ヘルメットのシールドを上げた状態では画像に入ってしまいますが、下げてしまえば余計なものは何も映りません。バイク乗りの目線をそのまま録画するには丁度良い位置です。唯一問題なのは、人間の頭が結構グラグラすることです。安全確認のため左右を見ると、画像が大きく揺れてしまいます。走行中の景色を安定して録画するためにはヘルメットに取り付けるのは無理があるようです。
ヘルメット横に取り付けたA1Hの画像 |
カメラテストをしながら走り慣れた道を進むと、大多喜の市街にたどり着きました。ここは古い城下町で、川越などと同じような雰囲気を持っています。
大多喜市街、いい感じの町並みです(ヘルメットに取り付けたA1Hにて撮影) |
先ず、大多喜市街にある豊乃鶴酒造を訪問しました。国の有形文化財になっている酒蔵で、立派な母屋とレンガ造りの煙突ですぐにわかります。酒蔵のご主人に丁寧に教えていただき原酒本醸造「大多喜城」を一升購入。近隣の酒蔵のことまで教えていただき大変参考になりました。平日にバイクで地酒を買いにくるのは珍しいと見え、いろいろと気を遣っていただきました。特にバイクで一升瓶をどうやって持ち帰るか心配をおかけしましたが、いつもの「ツーリングお土産トートバッグ」を見てご納得いただけました。ありがとうございます。お酒の話しは本当に楽しいですね。10月頃千葉の地酒フェアが幕張であると教えていただきましたので、是非参加したいと思います。
豊乃鶴酒造、立派なレンガ造りの煙突が出迎えてくれます |
続いて向かったのは一宮の稲花酒造です。ユピテルのバイク用ナビに行き先をセットし、あとはナビに言われるがままに進んでみましたが、「目的地付近です、案内を終了します」のつれない言葉で終了。あとは野生の勘でなんとか到着しました。現在のナビの最大の問題は、最後のアプローチまで面倒を見てくれないことではないかと思います。
稲花酒造の大きな煉瓦造り煙突 |
ここでも平日にいきなりバイクでやってきた変なオヤジに丁寧に説明をしていただきました。金沢の麹を使った冷やでもぬる燗でもいける無濾過生詰原酒の「炎(ほむら)」を一升購入。最近のフルーティな冷酒に向いた麹は遺伝子組み換えのものが多く、冷やに特化させているため燗にすると酪酸が生成されて味を損なうものが多いということなどを教えていただきました。バイクでなければ試飲しながらもっともっとうんちくをお聞きしたいのですが、残念です。
生詰原酒の稲花「炎」と本醸造「大多喜城」 |
とりあえず生詰原酒の方から頑張って飲まなくちゃ、ということで「炎」を冷やでいただいています。はっきり言って旨いです。また長い夜になってしまいそう。
おやすみなさい。
勝手に「房総の地酒」を応援するTVコマーシャル風動画を作ってみました
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千葉にある約40軒の蔵元を順に巡っています。青色の酒蔵マークをクリックすると該当する投稿記事にジャンプします。
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