2017年4月4日火曜日

日本の酒情報館で全国各地の地酒を試飲三昧


 ライフワークにもなっている房総の酒蔵巡りも、しぼりたて新酒の時期が過ぎて一段落しているところです。地元千葉県の地酒の良さを知るためには、全国の酒の味も知っておく必要があります(^o^)/ 秋葉原に電子部品を買いに行った帰りに、虎ノ門にある「日本の酒情報館」を訪ねてみました。

NS(日本酒造)虎ノ門ビル一階にある日本の酒情報館


酒の情報満載の展示スペースを見るだけでも楽しめる


 この施設は、47都道府県毎にある酒造組合が加盟している日本酒造組合中央会が運営しています。NS虎ノ門ビル一階にありますが、NSは日本酒造の略でした。館内に入ると、26坪ほどのスペースにテーブルと椅子が置かれていて、くつろげるようになっています。壁にはたくさんの日本酒や焼酎の瓶が並び、面白そうな書籍や冊子類が置かれています。日本酒の醸造工程を説明したビデオが上映されていました。

壁にはたくさんの日本酒が並ぶ

反対側の壁には焼酎

酒以外にも、ぐい呑みや猪口などの酒器やキーホルダー、酒関連の書籍なども売られていました。お店の人が試飲用の酒を用意してくれるバーカウンターも設置されていて、酒好きにはたまらない空間となっています。

バーカウンターもある

オフィス街にこんなに素敵な場所があったなんて知りませんでした。サラリーマン時代にここを知っていたら、外回りの最後に立ち寄ってそのまま直帰を繰り返していたかもしれません(^ ^)


日本の酒情報館は全国の日本酒と焼酎・みりんが試飲できる


 日本全国の日本酒と焼酎、みりんを醸造している蔵元1,754軒が組合員(平成28年6月9日現在)のため、各蔵の製品を試飲したり、購入することができます。ただしあまりにも数が多く、一度に全てを取り扱えないため、試飲・販売している商品は1〜2ヶ月ごとに入れ替えられるそうです。まだ日は高いのですが、新酒生酒セット(300円)を試飲してみました。

先ずは新酒セットを試飲

飲んでみてそれぞれの味と香りの違いにびっくり。純米の末廣は端麗な味にうっすらとした香りですが、純米吟醸の萬代はグラスを顔に近付けただけで吟醸香が漂って来ます。口に含むと濃厚な味が広がり、さすが吟醸の新酒という感じ。有名な浦霞の純米吟醸もまた新酒の良さが出ていて楽しめました。

飲み比べが楽しめた新酒セット

当然これで終わるわけにはいきません(^ ^)ので、次は奮発して大吟醸セット(500円)を試してみました。秋田、岐阜、大分の大吟醸酒飲み比べです。なんと贅沢な!
大吟醸ですので立ち上る香りはどれも優劣つけられません。何より口に含んだ時の味の広がりが三種とも全く異なり、日本酒の奥深さを感じることができました。

大吟醸セットも試飲、旨〜い

これ以外にも飲み比べに適した三種類をまとめた試飲セットが用意されています。芋焼酎のセットなんてのもありましたが、少し道を外れそうでしたのでパス。

飲み比べお勧めの三種をまとめたセット類

最後に、少し毛色の変わった日本酒三種を個別にチョイスして試してみました。試飲可能な酒・焼酎・みりんの中から好きなものを選んで注文可能です。写真左から、
  • 山形県 和田酒造 「bitts!」
  • 山口県 酒井酒造 「ねね」
  • 福島県 仁井田本家 「自然酒」
です。スパークリング辛口と説明書きにある「bitts!」はかなりの強炭酸で、まるでサイダーのよう。スパークリング甘口の「ねね」はアルコール度数も5%と控えめで、酎ハイ代わりにも楽しめる最近流行りの日本酒でした。最後の「自然酒」は上品などぶろくという感じで、度数が16度あるため飲み過ぎ注意です。

少し変わった日本酒三種を選んで試飲

一杯30mlの小さな試飲グラスとはいえ、九杯飲めば270ml(一合半)です。まだ真昼間ですので、少し気分が良くなって来たところで打ち止めにしました。


蔵・商品で異なる日本酒を味わい尽くしたい


 この日試飲可能だったのは、日本酒54種・焼酎30種・リキュール9種・みりん2種でした。1,754の組合員のうち1,467が日本酒醸造の組合員ですので、この日の日本酒54種はほんの一部でしかありません。さらに一つの蔵元でも製法や材料、季節で色々な酒を造っていますので、それこそ数え切れないくらいの日本酒が出荷されています。千葉の酒蔵を足掛け三年かけて巡り、季節ごとに異なる蔵元の味を楽しんで来ましたが、それも県内35軒だけのことです。日本全国1,467軒のほんの一部でしかありません。この先、千葉県からさらに別の地域まで足を伸ばして蔵巡りをしたいと思わせてくれた「日本の酒情報館」での試飲三昧でした。

都会のオフィスビルの軒先に杉玉がかかっているのも面白い

平日の日中(10時〜18時)しか開館していないのが残念ではありますが、都心部に出かけた時には是非また立ち寄り、その時々の全国の地酒を試飲して帰りたいと思います。


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