2015年1月2日金曜日

年の初めにメジロの亡骸を見て


 新年を迎えました。日本海側は大荒れの天気が続いているようですが、関東地方は比較的穏やかです。暖かいうちにと思い、犬を散歩に連れ出しました。同じように犬と散歩している人たちがたくさんいます。

 公園の側を通りかけた時、足元にきれいな小鳥が横たわっているのが見えました。ウグイス色で目の周りが白く縁取られています。メジロでしょう。手で触れても動きません。羽毛もふさふさとしていて、老衰したようには見えません。可哀想に、冷たいコンクリート道路の上で亡くなっていました。公園の茂みにそっと移して散歩を続けました。

かわいそうに、路上で横たわっているメジロを発見

 先日、サイクリングで佐倉城址公園に行った時、頭の上からコツコツと木を叩く音がします。見上げるとコゲラが木をつついていました。特に野鳥に興味があるわけではありませんが、ふと見つける小鳥というのはなかなか可愛いものです。こんなところにコゲラがいるんだと感心したことを思い出しました。

野鳥の撮影は難しい、公園でコゲラを発見

 野生の動物というのは自分の死に場所をわきまえているのか、なかなか亡骸を目にしません。あのメジロは突然の死だったのでしょうか。人に飼われている犬の背中を見つめながら、生き物の死について思いを巡らせた新年最初の散歩となりました。

飼い犬の背中を眺めながら動物たちの生死を考えた



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