降り続く雨のため長い間自転車にもバイクにも乗れませんでした。そろそろ我慢の限界かと思っていた時に待ち望んだ晴れの予報です。ちょうど千葉の地酒が無くなっていましたので、ここぞとばかりにまだ訪ねていない房総の酒蔵を目指しました。
バイクツーリングの際に良く通る久留里街道沿いは、良質な湧き水を利用した古くからの酒蔵があり何度も訪れています。街道から少し西側に離れた場所にも酒蔵があることを知り、今回はそこに行ってみました。
JR久留里駅前 |
久留里駅前から久留里城に寄り道して最初の酒蔵を目指します。途中久留里の湧き水をいただいたり、見事なハスの花を楽しませてもらいました。
久留里城近くのハスの群生地 |
最初に訪問したのは県道23号を上総方面へ少し行ったところにある宮崎酒造店です。清和県民の森や鴨川方面へのルートとして何度も通っている道ですが、ここに酒蔵があることを知りませんでした。たどり着いてみると立派な駐車場や店構えにびっくりです。綺麗な店舗のディスプレイでたくさんの銘柄を前にまたまた幸せな悩みに。夏限定の「峯の精」吟醸酒とガラスのお猪口を購入しました。1979年に東京で開催された第5回サミットで乾杯酒に使われたのはここの辛口吟醸酒だそうです。
立派な店舗と広い駐車場もある「峯の精」の宮崎酒造店 |
続いて訪れたのが10分ほど走ったところにある森酒造店です。こちらもいつもツーリングで走っている道を曲がれば直ぐに到着しました。今まで知らずに通り過ぎていたなんて、勿体無いことです。限定品の涼しげな純米吟醸を購入しました。
「飛鶴」の森酒造店 |
この時期の限定酒ですので、瓶の色彩も涼しげです。並べてみていると清涼感が漂っています。帰宅後も蒸し蒸しと暑いので、水色の瓶の「峯の精」から飲んでみました。
どちらも夏限定の冷酒に向いた地酒です |
以前、酒々井まがり屋で購入した酒器で良い具合に冷やしながら、枝豆をつまみに試飲(?)です。今回購入したガラスのお猪口がベストマッチしてます。ほどほどに味わって止めようと思ったのですが、すでに三合目に入ってしまいました。こうして房総酒蔵バイクツーリングの夜は更けていきます。おやすみなさい。
枝豆をつまみに夏吟醸「峯の精」を楽しんでます |
勝手に「房総の地酒」を応援するTVコマーシャル風動画を作ってみました
房総酒蔵バイクツーリングのインデックスはこちら
千葉にある約40軒の蔵元を順に巡っています。青色の酒蔵マークをクリックすると該当する投稿記事にジャンプします。
追記(2015年7月17日)
台風の雨と南風で蒸し蒸しとした日が続きましたが、どちらの日本酒も夏向きの味でした。夏吟醸「峯の精」はキリキリの冷がたまらない味です。さっぱりとして、汗をかいた後にもばっちりでした。
純米吟醸「飛鶴」は夏向きのあっさりとした味わいの中にも芳醇な味が楽しめました。夏の食中酒として重宝するお酒です。
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