2017年1月28日土曜日

房総酒蔵バイクツーリング 二年ぶりの須藤本家でしぼりたて生を入手


 平成の名水百選に選ばれた久留里の名水を仕込み水としている須藤本家を約二年ぶりに訪ねました。前回は2014年のクリスマスの頃に、水仙を見に行った帰りに立ち寄ってみましたが、しぼりたて新酒はまだ出荷前で手に入れることができませんでした。年が明けた一月であれば間違いなく入手できると思い、バイクで房総中央部の久留里を目指しました。

国道410号(久留里街道)沿いにある須藤本家

国道410号(久留里街道)を南に向かって走っていくと、久留里市街に入る前に右手に「天乃原」の看板が出ています。

久留里街道沿いに蔵を構える須藤本家

瓦屋根の立派な母屋や酒蔵が街道沿いに建っていますので、すぐにわかります。まだ緑色が残っている杉玉がつるされていて、新酒が出てから日の浅いことを告げています。

いい雰囲気の須藤本家店舗入り口

敷地内には仕込み水に使用している久留里の名水が湧きだしていて、誰でも飲めるようになっていました。少し甘みを感じる柔らかい味がします。

仕込み水に使っている久留里の名水、寒さのため周りは凍っている

店舗の横に建っている蔵の方は誰でも自由に見学できるようになっていました。中に入ると自動的に照明が点灯するようになっていて、順路や解説が掲げられています。

蔵の中は自由に見学できるようになっている

年末のしぼりたて生酒の出荷が一段落した時期らしく、人の気配はありませんでしたが、次の仕込みのためにコメを蒸す大きな釜から蒸気が盛んに上がっていました。

大きな釜でコメを蒸していた

買い求めたのは「天乃原」本醸造原酒しぼりたて生酒。アルコール度数が19度以上もある原酒です。

「天乃原」本醸造原酒しぼりたて生酒

日本酒の出荷量は年々減少


 蔵のご主人と会話していると、日本酒が売れなくなったとぼやいていました。特に若者が酒を飲まなくなってしまったと。全く同感です。国税庁が毎年発行している「酒のしおり」にも衝撃的なグラフが載っています。平成8年のピーク時に比べ、13%以上も消費量が落ち込んでいます。

酒類販売(消費)数量の推移 出典:国税庁「酒のしおり」平成28年3月版

酒類全体の消費量が落ち込んでいる中で、日本酒(清酒)の比率は下がる一方です。確かにこれではたまらんですね。

各酒類の販売(消費)数量構成比率の推移 出典:国税庁「酒のしおり」平成28年3月版

房総の酒蔵をバイクで巡るようになって足掛け三年、私個人としては日本酒の消費量が格段に増えました。冷蔵庫に買い置きしているビールがなかなか減らないくらいです。夏場の風呂上がりでも、最近は冷えた吟醸酒を飲むことも多くなりました。地元の酒に興味津々のこんな暇人が増えてくれば、千葉の酒ももっと売れるようになるのでは、などと考えながら買ってきたしぼりたて生酒を冷で楽しみました。19度以上もあるためすぐに酔いが回りますが、やっぱり新酒は旨〜い!



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房総酒蔵マップ
千葉にある約40軒の蔵元を順に巡っています。青色の酒蔵マークをクリックすると該当する投稿記事にジャンプします。







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