2017年12月13日水曜日

快適自転車生活 やっぱりトルクレンチがあれば安心だ


 もう8年も乗ってるロードバイク。あちらこちらにガタが出始めているため、補修のために必要な道具もだんだんと増えてきました。ペダリングするたびにパキパキという異音が出始めたボトムブラケット(BB)を新品に交換したのはつい先日のことです。BB交換の際には必ずクランクの脱着が必要になるため、手持ちの六角レンチ(アーレンキー)を使用して作業しましたが、緩める時も締める時も十分に力が入らず苦労しました。指定のトルクで締め付けられているかどうか不安が残るため、トルクレンチの購入を検討することにしました。


5千円以下で手に入るトルクレンチを入手


 ネットで探してみると、デジタル表示の1万円以上もするものから、簡易型と呼ばれる千円台のものまで色々ありました。貯まっていたTポイントを使い、Yahoo!ショッピングサイトで見つけた4千円台のトルクレンチ(GORIX RC-Q580)を手に入れました。ポイントで全額支払えたのでラッキーです(^ ^)

全額Tポイントで入手したトルクレンチ(GORIX RC-Q580)

製品によってはセットできる最小トルクが20N•mからなどというものもありますが、自転車用には大き過ぎます。自転車・バイク用として売られていたこの製品は2〜24N•mのレンジで使えます。1mm刻みで3〜10mmの六角ピットが8本、T20/25/30のトルクスネジピットが3本付属していますので、自転車整備には十分なのではないかと思います。

4千円台で手に入るトルクレンチの内容、自転車整備には十分(?)


改めてクランクを締め直してみたらだいぶ緩かった


 先日行ったBB交換作業の最後に、手持ちの六角レンチでクランクの固定ネジを締めましたが、どの程度のトルクで締まっているのか皆目見当もつきません。長さの短いレンチですので、手が痛くなるほど力を入れて締めました。

クランクの固定では六角レンチで思いっきり締めたはずだが....

他の部分のネジには指定トルクは明示されていませんが、このクランク部分だけはわざわざ数値が書かれています。それだけ締め付けトルクが重要なんだろうと思いますが、手の感覚だけでは規定の範囲に収まっているかはまず分かりません。

12〜14N•mの締め付けトルク指定が書かれているクランク部分

12〜14N•mの指定ですので、トルクレンチの目盛りをちょうど中間の13N•mにセットしました。どの程度正確なのかは分かりませんが、製品に入っていた校正資料を見ると、目盛りを12N•mにセットした時の許容範囲は11.52〜12.48N•mだそうですから、意外に誤差は小さいのかもしれません。

ダイヤルを回し、トルクを13N•mにセット

まずこの状態で、クランクの固定ボルトを増し締めしてみました。すると、ぐるっと半回転近く回ってから、「パキッ」というトルクレンチのラッチ音が聞こえました。手持ちのレンチで力一杯に締めたはずですが、やはり締め付け不足だったようです。改めて二本の固定ボルトを外してから、交互に少しずつ締め直しました。これで規定範囲内の13N•mで締め付けられたはずです。

クランク固定用ボルトを規定トルクで締め付け中、しっかり押さえてやる必要あり

手持ちの六角レンチに比べて、柄が長いために回すのはだいぶ楽になります。ただし、ネジに加わる力は大きくなっていますので、ピットがネジにしっかりはまるように、上からちゃんと押さえてやらないとネジを舐めてしまいます。最初に締めた一本目のネジを少し舐めてしまいましたσ(^_^;) 前回使用した手持ちの六角レンチと、今回使用したトルクレンチを並べて見れば、長さが倍以上も違います。やはり、大きな力が必要な部分にはちゃんとした工具を使用しないとダメですね。反省です。

以前使用した六角レンチではクランクなどの固定には力不足


他の場所も締め直して異音発生の様子を見る


 購入後しばらくは異音など気にならなかったのですが、最近では至る所から音が出ます。ペダリング中のBBからの異音は、新品に交換することで無くなりました。しかし、まだダンシング中や加速時にキシキシという音が気になります。音を追うだけでは発生箇所が分かりません。トルクレンチが手に入りましたので、各部の締め付けトルクを順次チェックして、異音発生の様子をみていこうと思います。

 各部の規定トルクをネットで調べてみましたが、使われている素材(カーボンやアルミなど)と構造(中空かどうか)によって結構なばらつきがありました。メーカーの取り扱い説明書をよく読んでから、トルクレンチでちゃんと締めてやらないといけませんね。

異音の発生源となる部分は多い

購入したトルクレンチは2〜24N•mの範囲でしか使えませんので、BBやカセットスプロケット(CS)、ペダルなどのもっと大きなトルクが必要な場所には使えません。プロはこれらの部分のトルクをどのように計測しているのか気になりますが、この3箇所はそれぞれ専用の工具が必要な場所です。別のトルクレンチを追加で買うのはちょっとやり過ぎな気がします。趣味の自転車乗りがそこまで厳密に作業する必要はないのかもしれません。

専用工具が必要なBBの着脱

古くなって色々手のかかる自転車ですが、ちゃんとした工具を用意して定期的にメンテしてやればまだまだ気持ち良く走ってくれます。自分で手をかけてやることで、事前にトラブルが防げたり、走行中の異常にも迅速に対処できるようになったと思います。これでますます快適な自転車生活が送れそうです(^ ^)/



規定トルクで締め直したら異音が消えた(^ ^)


 常時異音がするようになったBBを交換後に、クランクを固定する二本のボルトを短いアーレンキーを使って適当に締めましたが、キシキシという異音は残ったままでした。今回購入したトルクレンチで規定のトルクで締め直し、試走してみたところ大満足の結果となりました。

BB交換後も消えなかったクランク付近からの異音が解決

当初は相当締め付けトルク不足だったようです。さらに、二本のボルトのトルクが不均衡だったようで、力が加わる度にきしみ音が出ていましたが、トルクレンチで締め直したところ見事に解消しました。わざわざ部品に指定トルクが書かれている場所です。ここはやっぱりちゃんとした工具で締めてやるべきでした。新品BBのスムーズさも手伝って購入時の感覚が蘇りました。 5千円もしない工具のおかげで、長年の悩み解決です。やったね(^ ^)/

(2017年12月16日追記)



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