十年以上も前に突然花粉症を発症して以来この時期は憂鬱な季節となってしまいました。最近なんとなくくしゃみや鼻水が出るなと思っていたら、もうあの忌まわしい季節が到来したようです。サイクリングで谷津田を走っていると、真っ茶色になった杉の木を目にします。
最初は枯れているのかと思いましたが、実は花粉を満載した花の色なんですね。葉の先端にびっしりと雄花をつけていて、木全体が枯れているように見えます。
触ってみるとブワッと花粉が飛び散ります。もう少し経つと、風で飛び散った大量の花粉で靄がかかったように見える時もあり、なんとも恐ろしい光景です。
テレビで日本人の五人に一人が花粉症だと言っていました。もはや国民病だとも。いろいろな薬や治療法が出てきていますが、薬は頭がボーッとするし、花粉症ごときで病院に行くのもくやしいため毎年我慢してやり過ごしています。いずれ体の免疫力が落ちて花粉にも抵抗しなくなれば治るはずと言い聞かせていますが、それってもしかして生命活動が維持できなくなるってことかな.....
同じ頃に咲いている梅の花はとっても綺麗なんですけど、杉の花ってちょっとかわいそう。そんなことを考えながらペダルを踏んでいました。
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