2015年2月7日土曜日

机を整理していたら懐かしのPalmが出てきた(知ってるかな〜)


 あまりにも寒いので外出もせず、机を整理していたら引き出しの奥から20年近く前に仕事で使っていたPalmが出て来ました。若い人にPalmなんて言ってもわからないと思いますが、今のスマホやタブレットが流行るうんと前にPDA (Personal Digital Assistant)と呼ばれる携帯情報端末が一斉を風靡していたことがあります。Palmはその代表的な製品で、ソニーなども類似の製品(CLIE)を出していました。

IBMのWorkPad (Palm社のOEM)

アイコンをペンでタッチしてアプリケーションを起動します。手書き文字認識(特殊な書き順でしたが、今も覚えています)で入力したり、ユーザー作成のアプリケーションを追加して機能拡張できます。今のスマホやタブレットに似ていますが、通信機能は持っていませんでした。いや〜懐かしい。単四電池二本を入れてみたら何と起動しました。10年以上も放置してあったのですが驚きです。
 このWorkPadでPDAの面白さにはまり、二代目として本家Palm社の製品を購入しました。下の写真がそれです。こちらはカラー液晶になり、SDメモリーも使えるようになっていました。

Palm社のm515

電源は内臓のリチュームポリマー充電池です。10年以上も充電していませんので、当然電源ボタンを押しても反応はありません。よく見ると前面パネルが内部から押し上げられて隙間ができています。完全に放電し切った充電池が劣化により膨張してパネルを持ち上げてしまったようです。

前面パネルがはがれている
現在たくさんのモバイル機器を利用していますが、入っているLi-Ion充電池には不安が残ります。使われなくなった後、発火性の化学薬品が含まれた電池を何十年も放置して大丈夫なのでしょうか? 小型家電のリサイクルが始まっていますので、まめに持っていくようにしたいと思います。


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