2015年12月24日木曜日

房総酒蔵バイクツーリング 新鮮な卵かけ御飯と冬の九十九里浜を楽しんで守屋酒造へ


 年末年始を迎えるための美味しい日本酒を求めてバイクで千葉の酒蔵を訪問しました。冬の九十九里浜見学も兼ねて、目指したのは山武市蓮沼にある守屋酒造です。ここを訪問するのは今回が二度目。前回訪れた時には「百年の雫」という地域限定酒を試してみました。アルコール度数19.5度の個性の強い日本酒です。今回は他の酒蔵との比較のために、純米酒を買って帰ろうという魂胆です。

 いつものように東関東自動車道の酒々井ICで高速を降り、成田空港から九十九里まで真直ぐに続いている県道62号(芝山はにわ道)で南下しました。道路沿いにたくさんの埴輪が並んでいますが、その中に「たまごかけご飯」というほのぼのとした看板を見つけました。ちょうどお昼時に差し掛かかりお腹もすいてきたので、ここで一休みすることにしました。

芝山はにわ道沿いにある「たまごかけご飯」の看板

近くにある鶏舎で採れた新鮮な卵を使った定食やプリンが人気のようです。お昼時ということもあり駐車場も店内も賑わっていました。たまごかけご飯定食が300円という値段にビックリ。ちょっと贅沢をしてプリン付き(450円)を注文してしまいました。

実にシンプルなたまごかけご飯定食プリン付き

たまごを割ってみるとプリプリとした黄身が盛り上がっていて、濃いオレンジ色をしています。お好みで三種類から選べるタレ(醤油)を混ぜ、箸でかき混ぜて熱々ご飯にかければ至福の香りが漂ってきました。

たまごの味付けは三種のダシ・醤油からお好みで

あっという間にご飯をたいらげ、プリンに手を伸ばしました。少し硬めの仕上がりですが、たまごの味が濃厚です。底に溜まったカラメルの香ばしさが混じるとさらに鼻の奥がくすぐられます。やっぱり新鮮な卵は旨いですね。

普段プリンなど食べないのですが、これは美味しかった〜

 お腹も膨れたので、さらに県道62号を走り海を目指しました。どこの海岸線にたどり着いても砂浜というのが九十九里浜です。バイクで海の見えるところに行こうとしましたが、この時期は砂浜の保護のため車両は進入禁止になっていました。バイクを置いて海まで歩いてみました。誰もいない冬の九十九里浜は太平洋から打ち寄せる波と風の音だけの世界。しばらく佇んでいると今年一年のいろいろな出来事が頭の中をよぎりました。

誰もいない冬の九十九里浜

 守屋酒造は九十九里浜から五分とかかりません。すでに一度訪れたことがあるので、迷わずに到着。広い店内にたくさんの日本酒や焼酎が並んでいます。出来たばかりのどぶろくと試飲用のぐい飲みが置かれていて、バイクで来たことを悔やむ場面もありますが、ここまで電車やバスを乗り継いで来るのも大変です。店内に充満する醸造酒の香りを楽しみつつ、お目当ての純米酒を探しました。

広い店舗を構えている守屋酒造

選んだのは「舞桜」純米吟醸生。帰宅後早速、常温・冷や・ぬる燗を試してみました。どの飲み方でも上品な香りと口当たりです。いけます。生酒ですので冷蔵保存が必要ですが、この調子では年末を待たずに飲み干してしまいそうです。いかん、年内にまた買いに行かなくては....

「舞桜」純米吟醸生



勝手に「房総の地酒」を応援するTVコマーシャル風動画を作ってみました


個性ある房総の地酒の良さが少しでも伝われば幸いです。





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千葉にある約40軒の蔵元を順に巡っています。青色の酒蔵マークをクリックすると該当する投稿記事にジャンプします。







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