2017年11月6日月曜日

快適自転車生活 ライトだけじゃない冬の日没後走行の考慮点


 日没が早くなる季節を迎えて、自分の走行スタイルに合ったライトシステムを苦労して作り上げました。灯りの全くない谷津道でも安心して走れるようになったため、出発時間が遅くなった時にも、日没時間を気にせず走っています(^ ^) この日は久しぶりに快晴の日曜日となり、走る気満々だったのですが、起きてからのんびりしていたら出発がお昼近くに。風も弱く、雲もないためポカポカ陽気です。気温が20度近くもあり、初冬向けのウェアでは少し暑いくらいの陽気の中を快調に走り始めました。


色づき始めたモミジを見ながら泉自然公園を散策


 最初に訪れたのは国道126号そばにある泉自然公園です。例年11月下旬には見事な紅葉の楽しめる場所ですが、車で行くと大変な渋滞と駐車場待ちの長い行列が待っています。ロードバイクなら自宅から2時間程度で、渋滞知らずでたどり着けますので、ここ数年はいつも自転車で訪れています。

泉自然公園の紅葉は始まったばかり

自転車を押して園内を散策してみました。紅葉の見頃はもう少し先のようですが、モミジだけは見事に色づいています。すでに紅葉を狙ったアマチュアカメラマンも大勢来ていて、今後ますます賑わいを見せることと思います。

モミジの紅葉はすでに見頃で、池に映る景色は見事

この時間帯は暑くも寒くもなく、快適な散歩が楽しめました。のんびり園内を巡っていたものですから、すでに午後3時近くになってしまいました。5時にはすっかり暗くなる季節ですから、今までであればこのまま帰路につく時間なのですが、信頼できるライトシステムがあるという安心感から、さらに遠方の昭和の森まで行ってみることにしました。


昭和の森で休んでいたら日が陰り始めてしまった


 三連休最終日のためか、昭和の森はすごい数の車が来ていました。普段広場となっている場所に車がびっしりです。到着したのが午後4時ごろでしたので、閉門の4時30分が近づき、続々と車が出口を目指して移動して来ます。そんな中で、のんびりと池のほとりのベンチで休憩していたら、かなり日が陰り始めていました。

昭和の森でのんびりしていたら日が陰り始めた

昭和の森は東金崖線の上部にあり、標高が100メートル近くもあります。展望台からは九十九里浜まで見渡せる、高い山のない千葉県の中でも絶景を誇る場所です。標高があるためかかなり肌寒くなって来ました。

100メートルほどの標高がある昭和の森は気温も低い

気温の上がったお昼に家を出て来ましたので、ウェアは初冬用を着ていますが、指出し手袋でシューズカバーなども付けていません。手や足先は真夏と同じ格好です。日の暮れる前に少しでも戻っておこうと、そそくさと昭和の森を後にしました。


日が陰ると一気に気温の下がる谷津の道


 昭和の森から北上する谷津の道は、林間コースが多く、夏場には直射日光を遮ってくれるありがたい道です。ところが、この季節には周りがまだ明るくても、林の中は真っ暗になってしまいます。自転車に付けっ放しの200カンデラの小型ライト(CATEYE UNO)ではほとんど道が見えません

周りがまだ明るくても林の道は真っ暗で、小さなライトでは見えない

ちゃんとしたライトを装着しないと危険なため、GoProを取り付けてあった場所に自作のハイ・ロー切り替え式ライトシステムをセットします。その後は完全に日の落ちた谷津の道でも安心して走れましたが、別の問題が浮上しました。

ライトの明るさは問題ないが、気温がなんと6℃台に急低下

天気予報でもこの日は日中と夜間の温度差が大きいと言っていましたが、サイコンの温度計を見るとなんと6℃台にまで下がっていました。この気温って千葉では1月の厳冬期に匹敵する温度です。寒いわけだ。体を動かしていますので体幹は辛抱できますが、指出し手袋をつけた手の先と通気性の良い夏用シューズしか履いていない足先は我慢できない寒さです。


日中と日没後の気温差に考慮が必要


 この後、時間の経過とともに気温は下がり続け、佐倉市近くの田んぼ道を走っている時に5℃を記録しました。寒〜い! 家を出る時の気温に合わせたウェアですから、そこから15℃も下がった気温の中を走り続けるは大変でした。

出発時には20℃近くあった気温も日没後は5℃まで急降下

強力なライトがあるという安心感で、遅い出発にもかかわらず、かなり遠方まで走ってしまいましたが、考慮しなければならないのはライトばかりではなかったようです。千葉県で気温5℃といえば、1〜2月の厳冬期にも匹敵します。その頃のウェアといえば、冬用の中でも耐寒性の高いものを選び、さらにネックウォーマーなどで補強します。手袋はもちろん指先まで覆われている冬用を、シューズにはカバーをしてさらに厚手の靴下を履いています。今回も、出発時点では不要でもシューズカバーや指あり手袋を持参する必要がありました。大反省です。

 寒さに震えながら自宅近くの市街地まで来ると、気温が4℃前後も上昇しました。やっぱり谷津の道に比べて街中は暖かいんですね。日の短い冬のサイクリングは、早起きして日没前に帰宅するのが基本です。遠出する場合はもう少し早起きして、早めの出発を心がけるようにしたいと思います。



0 件のコメント:

コメントを投稿