2015年11月5日木曜日

だから二輪旅 R140西沢渓谷からR411丹波渓谷の二か所を巡る紅葉バイクツーリング


 「バイクじゃ大したお土産買って帰れないよね」とのいつもの問いに、「無事に戻ってくることがお土産さ」と答えていざ出発。今回は二か所も巡る欲張りツーリングです。

 関東地方でも最盛期を迎えた紅葉スポットが増えてきています。地図を眺めていて秩父経由で国道140号を使って西沢渓谷に行ってから、塩山市内に入らずに国道411号で丹波渓谷にまわれることに気付きました。多少距離は伸びますが、紅葉真っ盛りの二つのポイントを一日で訪問できそうです。GoPro HERO3+、GoPro HERO4 SessionそしてPanasonic HX-A1Hの三台のアクションカメラを持ってバイクで紅葉を楽しみに出かけました。

R140沿いにある広瀬湖の紅葉、実際に見ると息を飲む美しさ

10月31日に開通した圏央道の白岡菖蒲IC〜桶川北本IC間を初めて走ってみました。ずっと富士山を正面に見ながら、片側二車線の快適な高速道路です。その後、ワインディングロードをのんびり楽しもうと思い、圏央道を狭山日高ICで下りて国道299号に入ったのが失敗でした。事故か工事かわかりませんが、渋滞がひどく正丸峠のだいぶ前で全く動かなくなってしまいました。上り坂でのノロノロ運転は大型バイクには辛いものがあります。我慢できなくなり、途中の山道に逃げ込んでしまいました。大きな回り道をしましたが無事秩父市に入り、そこから国道140号で西沢渓谷を目指します。


秩父市内からは一部が削り取られた巨大な武甲山を一望できます。何年か前の誕生日にこの山に登ったことが思い出されます。北斜面が石灰岩でできており、地元のセメント会社が今も掘削中です。将来、どんな形の山になってしまうのか心配でなりません。

秩父市から見た武甲山、左(北)側斜面が削られています

 11月末まで無料開放中の雁坂トンネルを抜けると一面紅葉の山々が目に飛び込んできました。高所の気温はだいぶ低く、しっかりとした防寒着を身につけていないと震えが来る場所もありましたが、絶好のバイク日和です。多くのライダーとすれ違いました。

紅葉とバイク

 昨年も紅葉を見るために西沢渓谷を訪れましたが、その後は中央高速で真っ直ぐに帰宅しました。今回は欲張って国道411号で丹波渓谷や奥多摩の紅葉を楽しんだ後に、青梅で高速に乗りました。走行距離400キロ以上のロングツーリングです。

 日没後に気温が急に下がり、高速道路で長時間風に吹かれたため芯から体が冷えてしまいました。帰宅後に熱燗で体を温めていたら、バイクの疲れも手伝って爆睡。翌日やっと紅葉バイクツーリングの動画編集ができました。



冬の撮影ではバッテリーの扱いに注意が必要です


 寒い中でアクションカメラを使っているとバッテリーの性能差に気付きます。標高がありますので、この日は10度くらいまで気温が下がった環境で録画を行いました。充電式バッテリー内蔵型のPanasonic HX-A1HやGoPro HERO4 Sessionはさすがにカタログ通りの録画時間までは使えませんが、それでも8割くらいの能力は発揮していました。問題はバッテリー交換式のGoPro HERO3+です。初めからセットしておいたノーブランド品は40分弱、交換した二つ目(これも同じノーブランド品)はわずか26秒で録画停止、三つ目(GoPro純正品)は約34分しか持ちませんでした。カタログ値と比較すれば半分以下です。特に二つ目のバッテリーはもう寿命かと思いましたが、帰宅後に室温でGoProにセットしてみるとインジケーターは満タンを示しています。低温による一時的な容量低下が原因でしょう。交換用バッテリーはズボンのポケットなど保温できる場所に入れておくのがいいようです。


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