房総の酒蔵巡りをする時にいつも参考にしている千葉県酒造組合のホームページにも青柳酒造については情報が少なく、蔵での販売もしていないようで、訪問が先延ばしになっていました。ここのところの寒さで熱燗が進み、買い置きしていた日本酒が底をついたため、まだ飲んだことのない青柳酒造の酒を求めてバイクを走らせました。
目的の酒蔵は成田空港の南、横芝光町にあります。途中、芝山はにわ道と名付けられた県道62号を通りますが、道路沿いに埴輪が点々と立っています。古墳時代の遺跡と埴輪がたくさん見つかっている場所だそうです。芝山古墳・はにわ博物館という看板を見つけ立ち寄ってみましたが、残念ながら休館日でした。
芝山古墳・はにわ博物館、残念ながら定休日でした |
この辺は古墳時代(3世紀末〜7世紀)には海岸線近くで、海産物の豊富な住みやすい場所だったようです。次回はじっくり博物館で勉強したいと思います。
埴輪だらけの芝山町界隈 |
県道45号を匝瑳(そうさ)市方面に進んでいくと、典型的な谷津風景の中に小山を後ろにした煙突が目に入りました。小山と水田の間の狭い平坦部に立派な門構えの酒蔵を発見しました。目指す青柳酒造に到着。谷津地形の高台の端に位置していますので、豊富な地下水が得られそうな場所です。
青柳酒造、裏の小山から豊富な地下水が得られそうな地形です |
訪問前に電話でお酒が入手可能かどうか尋ねてみたところ、やはり蔵ではなく近所の直売所で入手して欲しいとのこと。蔵の場所はわかりましたので、次は教えてもらった「ひかり直売所」を目指しました。バイクで20分ほどの国道126号沿いにありました。
国道126号沿いにあるひかり直売所 |
新鮮な野菜もたくさん置いてあり、地元の人が大勢買い物に来ていました。ここで純米酒「篠緑(ささみどり)」の一升瓶を購入。いつもの「ツーリングお土産トートバッグ」で無事持ち帰りました。
純米酒「篠緑(ささみどり)」 |
軽くコップ酒で試してみたら、すっきりとしてフルーティな味わいです。飲みやすい日本酒です。この後は鍋とともに燗して味わってみます。初めての地酒を賞味するこの瞬間、たまりませんな。
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