先日バイクの前後タイヤを交換してから天候が今ひとつで、ちゃんと皮むきができていなかったため、いつも行っている長柄ダム(市津湖)周辺をプチツーリングしてきました。この長柄ダム、千葉のバイク乗りや自転車乗りには馴染みの「うぐいすライン」近くにあり、高速を使わないで房総方面に向かう時の通過ポイントになっています。適度なアップダウンのあるワインディングが楽しめ、観光スポットもたくさんあるため結構人気です。
アップダウンのある房総丘陵にはトンネルも多い |
タイヤの皮むきが目的ですので、できるだけカーブの多い道を滑らないように気をつけながらバイクを寝かし気味にして走ってきました。150キロほどでいい感じに一皮むけたと思います。
一皮剥いた後の後輪タイヤ |
交換したての後輪タイヤ |
広い駐車場のある長柄ダムはバイクの調子を見たり、GoProのマウントを調整したりするのに便利で度々訪問しています。勝浦や鴨川などの観光地へもここからだと裏道を使って渋滞を避けられるため、役に立つ中継ポイントです。
Google Earthで見た長柄ダム(市津湖)、青いラインがよく使う道 |
何度か来ているうちに不思議なことに気づきました。ダム湖は房総丘陵のかなり高い場所にあります。周りに高い山はありませんし、流れ込んでいる川も見当たりません。いったいここの水はどこから来ているのか、悩んでいると案内板に説明が出ていました。
長柄ダムの案内板 |
なんとここの水は遠く離れた利根川の水を引いてきているんですね。利根川よりはるかに高い位置にあるこのダムへは3箇所の揚水ポンプで水を押し上げているそうです。房総丘陵の東側は河川の水量が乏しく、農業・工業・生活用水の不足を補うために作られました。大多喜までの全区間が完成したのは平成9年だそうです。割と新しいんですね。房総導水路事業所のホームページに詳しい説明がありました。
独立行政法人水資源機構のホームページより引用 |
ダム湖周辺はよく整備されていて、たくさんの桜が植えられています。毎年4月上旬には長柄ダムさくら祭りが開催され、大勢の人で賑わっているようです。今年は4月3日(日)なので行ってみようと思います。
長柄ダム湖畔の桜(写真は前年のもの) |
ダム湖の近くにある「うぐいすライン」を自転車やバイクで走っていると、手打ち蕎麦の看板を掲げた美味しそうな蕎麦屋があり気になっていました。お昼時には駐車場が車でいっぱいになっていることもあり、人気のお店のようです。タイヤの皮むきを終えてから立ち寄ってみました。
気になっていた蕎麦屋「宇左エ門」 |
店に入るとそば打ち作業が見られるようになっていて、挽き臼などが並べられています。期待の持てる店構えです。天せいろを注文しました。しっかりと水で締められた細い手打ち蕎麦とホクホクの車エビの天ぷら、美味しかったです。
天せいろを注文 |
最後にねっとりとした蕎麦湯をいただき、満足の昼食となりました。おすすめの蕎麦屋です。
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