2016年3月12日土曜日

快適バイク生活 また始まった年度末の交通違反取り締まり


 昨年3月にネズミ捕りに引っかかり人生二度目の赤キップを頂戴してから一年が経ちました。春と秋の全国交通安全運動週間以外に、年末の12月と年度末にあたる3月は交通違反の取り締まりが厳しくなります。とりわけ行政年度の最終月である3月は、一年分のノルマ達成のため必死の捕り物劇が行われています。昨年3月に悔しい思いをしてからというもの、レーダー付きナビの警報に怯えながらひたすら耐えてきました。まるで一年間ずっと運転免許センターで検定試験でも受けているかのような気分です。4月には行政処分後一年が経過しますのでそれまでの辛抱ですが、3月に入り交通取り締まりを目撃する機会が急増しています。

 バイク乗車時ばかりでなく、サイクリングの途中にも度々取り締まりを見かけます。小回りの効く自転車では「え〜、こんなところで」という絶妙な場所に警察官が潜んでいるのを目撃して感心する事もしばしば。

自転車はメインのターゲットではないので比較的安心して接近できます

大きな道から脇道に左折したところや、高速道路から降りて一般道に合流した後などでは、比較的頻繁に取締りが行われています。運転者の心理を巧みに読んで、つい違反してしまう場所を敵は熟知しているに違いありません。

国道14号の幕張IC近く、止められた理由は不明

大勢の警察官で一斉に行われる大規模な取締りはレーダーナビのGPS情報などで警告が現れるため、注意していればほとんどは無事に通り過ぎることができます。ただしいつも同じ場所でやっているとは限りませんので、最悪の場合を考えていつもより速度を控えるようにします。防災より減災の考え方です。制限速度+15キロ程度のメーター読み速度を上限にして走っていれば、仮に速度超過で捕まっても一発免停はありません。
 飲酒運転の取り締まりについては言わずもがなでしょう。とてもあんな重たいバイクに酔っ払って乗る気が起こりませんが、飲酒運転は犯罪ですから絶対ダメ。

国道126号野呂町付近、準備中?

注意しなければいけないのは単独のパトカー、白バイ、警察官の張り込みです。その場所特有の犯しやすい軽微な違反を狙って待ち構えています。一時停止違反通行区分違反、通学路での時間による通行禁止違反などは何の計測道具も持たずに現行犯でお縄にできます。ここはひたすら遵法運転しかないでしょう。さらにいつもより動作を大袈裟にして、検定試験でも受けているかのように振る舞えば盤石です。一時停止の際には必ず左足を着地することは言うまでもありません。見張っている警察官に遵法運転している事をアピールします。

ただし、いくら遵法運転を心がけていても道路標識を見落としたら完全にアウトです。学校近くの通学路は時間帯による通行禁止の場所がたくさんあります。その標識には文字で時間帯も書いてあるのですが、初めての場所で正確に内容を認識するのはかなり困難です。気づいたとしてもすでに通行禁止場所の直前で、Uターンできない事もあります。初めての場所では住宅地の中や学校のそばは走らないに越したことはありません。

国道16号浜野付近、通行区分違反か

信号の変わりかけに交差点に入るのも要注意です。この時期は安全を考えて黄色が見えたら必ず止まったほうが無難です。無理に突っ切ると信号無視として交差点の先でサイン会場に招待されてしまいます。白バイによる取り締まりでは左側追い越しも多いそうです。左車線に進路変更したら少し我慢して、しばらくの間並走した後に追い抜きをすれば言い逃れできる(かもしれません)。

バイクには関係ありませんが、シートベルトや携帯電話も簡単に取り締まり件数を稼げる美味しい案件です。これを狙って街中のスピードが出せない道路の陰に1〜2名の警官が潜んでいますので、彼等の見ている前で一時停止違反などをやらかさないよう気をつける必要があります。

 溢れるパワーの大型バイクではちょっと気を許すと、あっという間に簡易裁判所行き速度になってしまいます。絶えず抑制した運転をしているとストレスが溜まりますが、スピードではなく加速とバランスコントロールを楽しめる大人のライダーを目指したいと思います。



千葉県警の昨年度反則金ノルマは未達か?


 年度末3月の反則金ノルマ達成集中取り締まりも終わり、新年度を迎えて春の交通安全運動と不慣れなドライバーが一斉に動き出すゴールデンウィークも無事に過ぎました。取り締まりも一段落したのかと思っていたら、最近至る所でパトカーや警察官が隠れて取り締まりしているところを発見します。交差点や踏切の一時停止場所近くで、ドライバーの死角に潜んで待ち伏せしているのをサイクリングの途中で度々目にしました。

もう五月なのに例年になく取り締まりを目にする

千葉の市街地はもちろんのこと、かなり郊外の交通量の少ない県道沿いにもバイクの警察官が隠れていました。見かけるのはほとんど午前中です。もしかして昨年度の反則金ノルマが未達だったため、『県警一丸となって午前中は交通違反の取り締まりにあたれ』という上からの指示でも出ているかのようです。いつまでたっても気が抜けない千葉県の交通違反取り締まり状況です。

(2016年5月19日追記)


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