2016年7月19日火曜日

快適動画編集 編集素材の作成にGoogle Earth Proを徹底活用


 サイクリングやバイクの動画編集時に、Google Earth Proで生成したツアー動画を利用しています。走行時に取得したGPS軌跡データさえあれば、ドローンから空撮したようなHD画質動画が簡単に作れます。こんなツールが無料だなんて、太っ腹なGoogleにただただ感謝するのみです。

 Google Earth Proをいろいろいじくっていると、GPSデータから作成するツアー動画はほんの一部の機能であることがわかってきました。動画編集の際に活用できる素材の作成にGoogle Earth Proはもっともっと役に立ちそうです。現時点で編集素材作成に良く利用している機能とその使い方をまとめてみました。

豊富な機能のGoogle Earth Pro


Google Earth Proのツアー動画は三種類


 ツアー動画作成時の設定を眺めると三種類あることがわかります。「フォルダ」から作成、「ライン」から作成、「トラック」から作成の三つです。前回の投稿記事で利用したのはこの「トラック」からのツアー動画作成機能でした。GPS軌跡データ(GPXかKMLファイル)さえあれば簡単に走行ルートの上空からの映像を動画にできます。さらにGPSデータに含まれる時刻情報に従ってツアーもスピードを変えますので、実写映像との同期が簡単です。実に素晴らしい素材を作成することが可能になります。この「トラック」から作成については前回の投稿記事でまとめましたので、残っている「フォルダ」と「ライン」についてまとめました。

ツアー動画を「フォルダ」から作成


 Google Earth Proでは衛星写真にいろいろなものを重ねて表示できるようになっています。その中でも「目印」と「パス」はツアー動画を作成する際の重要なアイテムになります。一つの「フォルダ」を準備し、その中に複数の「目印」や「パス」を置いてからツアー動画を作成するのが「フォルダ」から作成になります。先ず始めに「フォルダ」を準備します。

先ず「フォルダ」を追加

その中に、場所を指定する「目印」を作成していきます。マウスやナビゲーションを使って目的地を見る方向や高さ、仰角などのビューをセットしてから「目印」を追加します。ツアーの再生時には、ここでセットしていたビューの通りに表示されることがポイントです。

「目印」を追加

「目印」作成途中でビューを変更した時には、名前を指定するポップアップ画面で「表示」を選び、「現在のビューのスナップショット」を押せば最新のものが反映されます。
 これを必要な回数繰り返して、「フォルダ」の中にツアー動画に表示させたい「目印」を用意します。完了したら、準備した「フォルダ」を選択し、「ツアーを再生」ボタンを押すと、画面の下にメディアプレーヤーが表示されてツアー動画が始まります。

「フォルダ」を選択してツアー動画を開始

ツアーを確認し、これでよければメディアプレーヤー右端にある保存ボタンを押します。名前をつけるポップアップが現れますので、指定して保存しておきます。ここはツアーの定義を保存しているだけで、動画ファイルを生成するのは別のステップです。

確認したツアーの名前を指定して保存

ツアーの保存が終わったら必ずメディアプレーヤーを閉じておきます。これを忘れると後述の「動画メーカー」が起動できません。

ツアー動画を「ライン」から作成


 「目印」が含まれた「フォルダ」のツアー動画は、複数の目的地間を順番にジャンプしていく動画になります。目的地間は上空にジャンプしますが、水平方向には直線移動するだけです。「パス」を作成して、そこからツアーを再生するとパスで指定された「ライン」に従って移動します。単純な二地点間のジャンプではなく、任意の移動を実現できます。

「パス」を追加

高度や方位、仰角などのビューをセットしてから、マウスで連続したポイントをクリックしていけば完成です。「目印」と同じように名前を指定して保存してやります。途中でビューの変更をする場合も「目印」の時と同じ手順で反映できます。作成した「パス」を指定してツアーを再生すれば「ライン」からのツアー作成になります。再生の際にこの「パス」を見えないようにしたい場合は、左側のチェックボックスを外せば見えなくなります。見えなくてもツアーは正しく「パス」に沿って実行されますので安心してください。

「パス」だけを指定してツアーの再生

先ほど準備した「フォルダ」の中に「目印」と一緒に「パス」を入れ、「フォルダ」を指定してツアーを再生することもできます。その場合は「フォルダ」のツアーの間に「ライン」が実行されることになります。

ツアー再生時に影響を与えるパラメータ


 「フォルダ」、「ライン」、「トラック」それぞれのツアー作成時の動作を指定するパラメータが準備されています。Macの場合はメインメニューの「Google Earth Pro」>「 Preferences」から、Windowsの場合は「ツール」>「オプション」で設定画面が表示されます。ここで「ツアー」を選択すれば以下の画面になります。

Google Earth Proの設定画面(Macの場合、イラストは説明用に追加)

「フォルダ」からのツアー作成時のオプション:
  • アイテム間の時間次の目的地へ移動する時間
  • アイテムでの待機時間目的地で止まっている時間
  • ラインに沿ってジャンプチェックすると「パス」に沿ってジャンプ
「ライン」からのツアー作成時のオプション:
  • カメラの傾斜角度真下がゼロ、そこからのカメラの角度
  • カメラ高度地上からの高さではない、「目印」からの距離
  • 速度ライン上を移動する際の速度
「トラック」からのツアー作成時のオプション:
  • 速度GPSの時刻データの何倍速でツアーするかを指定
ツアー動画の見え方に影響を及ぼすパラメータはこのくらいかと思います。三つのツアーのタイプがありますが、ここのパラメータはそれぞれのツアーで独立して機能するわけではないようです。例えばGPSデータを使った「トラック」からのツアーを再生中でも、「ライン」の「カメラの傾斜角度」や「カメラ高度」の指定は有効です。「カメラ高度」の指定が、予測していた動きと異なっていたため悩みました。当初は地上からカメラまでの垂直距離だと信じ込んでいましたが、どうも「目印」もしくは画面中央部からカメラまでの直線距離のようです。「カメラ高度」を一定にしたまま、「カメラの傾斜角度」を変えてみるとGoogle Earth Proの画面に表示される高度が変わることで気付きました。(この推測は現バージョン7.1.5.1557でのものです)

 これらのパラメータを調整して、利用目的に合ったツアーを準備していきます。「カメラの高度」を高く(長く)して広域を一度に見せたり、「カメラの傾斜角度」を大きく(水平に近く)して地形の高低差を強調したりできます。これだけ広い地域を俯瞰した映像は自分ではとても撮影できませんので、Google Earth Proの画像は役に立ちます。

動画メーカーでムービーファイルに書き出し


 動画編集用の素材にするには、最後に動画ファイルへの書き出しが必要ですが、実際の書き出しの前に是非行っていただきたいことがあります。保存されたツアーに従って動画が書き出されるのに先立ち、現在表示されているビューからツアー最初のビューまで画面が移動していきます。この画面移動も動画の最初に書き出されますので、これをうまく使いこなしましょう。

目的地が房総半島のどのあたりかわかるように画面を思いっきり引いてスタート

マウスや右上にあるナビゲーションを使って、画面を適当なところまでズームアウトしておきます。この状態で動画メーカーを起動します。メインメニューから「ツール」>「動画メーカー」を選択します。ここで「動画メーカー」がグレーアウトされて選べない場合、ツアー再生中に画面左下に表示されるメディアプレーヤーが閉じられていない可能性があります。

「動画メーカー」をスタートします

保存されたツアーを選択するポップアップが現れます。この画面で解像度、FPS、保存先を指定します。続いて動画ファイルの圧縮方法を指定する画面になりますので、利用目的に合った圧縮方法とフレームレートを指定してください。

動画の圧縮方法を指定

指定内容によっては極端に時間がかかったり、ファイルサイズが巨大になることがあります。メインの画面として使うのか、補足的にPinPで使うのかなどで画面サイズや圧縮率、フレームレートを変えてやりましょう。


高画質静止画の生成も可能


 ツアー動画の作成のみならず、4800 x 2831画素の高精細画像を出力することもできます。4K動画編集での利用も可能な細かさです。画像保存ボタンを押すか、「ファイル」>「保存」>「イメージを保存」を選択します。解像度の指定ができますので、編集する動画に合わせて指定します。

高精細な画像の保存が可能

タイトルや凡例が指定できますが、不要な場合は消すことも可能です。必要な場所を任意の方位、角度で画像にできます。さらに「目印」や「パス」、GPSデータからの「トラック」なども一緒に入れることも可能です。目的の画像になったら、保存ボタンを押せばJPEGファイルが作成されますので、動画編集時の素材として利用します。

タイトルや凡例の表示・非表示を指定可能

自転車のGPS機器で作成された軌跡データには位置情報以外に高度や心拍数、ケイデンスデータなどが含まれています。Google Earth Proでは読み込まれたトラックデータに含まれたこれらの追加情報をグラフに表示できます。読み込んだトラックを右クリックするとメニューが出ますので、その中にある「高度プロファイルを表示」を選択します。高度データ以外もある場合はグラフの上部にあるタブが増えますので、タブをクリックして表示・非表示を切り替えます。一度に二つのデータまで表示できるようです。

高度や心拍などの位置情報以外もグラフ表示可能

もともとGoogle Earth Proが持っている道路や県境、都市名などの表示・非表示を切り替えながら目的に合った編集素材が準備できると思います。

 房総半島全景を見渡せる上空から一気に高度を下げ、出発地をズームイン。その後走行したパスに沿って上空を移動し、目的地の指定場所に向かって再度ズームイン。目的地周辺の観光スポットを上空からの静止画像を使って解説、というようなシナリオに沿った素材の準備がGoogle Earth Proでできてしまいます。衛星写真の画質が向上したおかげで、まるで航空写真やドローンからの実写映像のように見えます。高い柔軟性と画質を兼ね備えたツールですので、持てる機能を余すところなく利用していきたいものです。



オープニングに「フォルダー」のツアー動画を使ってみた


 サイクリング途中でしばしば立ち寄る癒しスポットの紹介のため、Google Earth Proで作成した「フォルダー」からのツアー動画素材を作品のオープニングで使用してみました。ただの地図では表現しきれない、房総半島の中での位置やその場所の雰囲気まで伝わるオープニングに仕上がったのではないかと自負しています(^ ^)


こんな動画素材が無料で作れるなんて、やっぱりGoogle様様です。ネットの高収益企業はありがたい存在ですね。

(2017年6月26日追記)


2016年7月16日土曜日

快適動画編集 基本枠線の機能も兼ねた吹き出しエフェクトをMotion5で作成


 動画編集を続けていると、ある程度定型的な編集テクニックを使用することが多くなってきます。ピクチャーインピクチャー(PinP)機能を利用して主画面に補足を加えるような編集方法はその中でも常連です。このPinP画面には外側に枠をつけて主画面との境界をはっきりさせたいのですが、Final Cut Pro X (FCPX)付属の基本枠線エフェクトにはバグがありました。中の画像をクロップすると、枠線が消えてしまうという致命的なものです。そのためMotion5を使用してクロップ対応の基本枠線エフェクトを作成しましたが、まだ完全に意図した通りの動きにならず、静止画像などではうまく働きません。

 PinPをより説明的な目的で使用するために、吹き出しの中に画像を表示させたくなりました。これをFCPXのエフェクトテンプレートとして作成すれば編集作業がはかどるため、Motion5で自作に挑戦してみました。

FCPXから使用出来る「吹き出し画像」エフェクトを作成

設計時の目標は以下の通りです。引き出し線を消してやれば、基本枠線エフェクトと同じ見え方になります。これが完成すれば、縦横比は固定ですが、うまく働かなかった枠線付き静止画像のクロップ処理にも使えます。
  • 最も良く利用しているサイズ(40%)に自動調整
  • 縦横比は良く使うフルHDと同じで固定
  • 引き出し線を上下左右に配置可能
  • 引き出し線の向き(傾き)と長さの調整が可能
  • 引き出し線のみ消すことが可能
  • 枠線の幅の調整が可能
  • 色の変更が可能
  • 画像の拡大と上下左右のパンが可能


Motion5で吹き出し画像エフェクトを作成


 快適動画編集シリーズの前回までの投稿では、Motion5のすべての手順が網羅できるように画面イメージと説明文を掲載していました。今回は作業手順が多く、記事の内容が膨大になってしまいますので、Motion5の基本操作は理解しているという前提で進めていきたいと思います。エフェクトの適用順序や対象、パラメータの活用でどのように汎用性を持たせるかというアイディアの紹介を中心にしています。

1. Final Cut エフェクトの作成を開始


 Motion5を起動し、新規作成から「Final Cut エフェクト」を選びます。普段使う画像フォーマットを指定し、継続時間はとりあえず3秒にしました。下のような画面に変わりますが、レイヤーリストには「プロジェクト」、「グループ」、「エフェクトソース」の三つが最初にできています。一番下の「エフェクトソース」がFCPXでエフェクトを適用された時の画像になります。

作成初期は黄色で囲んだ三つのレイヤーのみ、あとは自分で追加して行く

今回は動きが伴うエフェクトではありませんので、時間軸を制御するタイムラインは非表示にしています。

2. 「エフェクトソース」を調整


 FCPXでこのエフェクトが適用された時の初期値として画像(エフェクトソース)の大きさを40%にします。今までは毎回手動で調整していたのですが、こうしてやればサイズ調整はエフェクトを適用した途端に完了します。

 次に画像を拡大した時に、吹き出しの枠からはみ出す部分をマスクします。「エフェクトソース」レイヤーを右クリックし、出てきたメニューから「イメージマスクを追加」を選びます。必要なマスクソースは後から準備しますので、とりあえずここはそのままにして次に行きます。

「エフェクトソース」にイメージマスクを追加

3. 「吹き出し」部分の作成


 「エフェクトソース」と同じレベルで、上に重なる形で吹き出し部分を作成します。複数のレイヤーやエフェクトが入りますので、先ず「吹き出し」グループを作成しておきます。矩形と直線の作図ツールを使って「エフェクトソース」のサイズに合うように「吹き出し」を完成させます。

グループとして「吹き出し」を作成

矩形は先ずアウトラインのみで、後ろの「エフェクトソース」が見える状態で作成します。完成したら、コピーしてアウトラインなしの塗り潰しのみにします。このレイヤーは非表示にしておきます。
 引き出し線はライン(直線)描画ツールで三角形を描きます。拡大縮小、反転などの処理対象となりますので、アンカーポイントを一番端(上図では一番上)にしておきます。

4. 「エフェクトソース」のマスクにソースを指定


 先ほどの「エフェクトソース」を調整のところで準備したマスクにソースを指定します。「吹き出し」部分作成の際に「矩形のコピー」として作成し、非表示にしてあるレイヤーをマスクソース部分にドラッグしてやればOKです。

「エフェクトソース」のマスクソースを指定

これでPinP内の画像を拡大しても「吹き出し」からはみ出した部分はマスクされて見えません。これでクロップ対応の基本枠線と類似の機能を実現できました。

5. 「吹き出し」に「カラー化」フィルタを適用


 白色で作成した「吹き出し」に自由に色をつけることができる「カラー化」フィルタを適用します。白のリマップを変更することにより他の色に変わります。フィルタを「吹き出し」グループに適用することにより、「矩形」と「引き出し線」の両方を一度に変更しています。

「吹き出し」に「カラー化」フィルタを適用

6. 「上下/左右反転」フィルタを使って引き出し線の向きと場所を可変に


 引き出し線が伸びて行く方向や、画面の上下左右のどこから出てくるかを変えられるようにします。先ず「引き出し線」レイヤーに「上下/左右反転」フィルタを適用し、方向を「左右」にします。
「引き出し線」の向きを左右反転できるようにする

続いて、同じ「上下/左右反転」フィルタを「吹き出し」全体のグループに適用します。反転方向を「上下」にセットすれば完了です。これで引き出し線は上と下に出せるようになりました。

「吹き出し」グループを上下に反転できるようにする

7. FCPXへ公開するパラメータを指定


 初めの設計目標を実現するためには多くのパラメータを公開する必要があります。
  • 引き出し線が出る場所の切り替え「吹き出し」グループの上下/左右反転
  • 引き出し線の出る向きの切り替え「引き出し線」の上下/左右反転
  • 引き出し線の出る位置の調整「引き出し線」の変形.位置X
  • 引き出し線の長さの調整「引き出し線」の変形.調整
  • 引き出し線の表示・非表示指定「引き出し線」の塗り潰し
  • 画像の枠線幅の調整「矩形」のアウトライン.幅
  • 吹き出し全体の色指定「カラー化」の白のリマップ
  • 画像の拡大「エフェクトソース」の変形.調整
  • 画像のパン(X/Y)「エフェクトソース」の位置.X/Y
これらのパラメータを直接公開しても必要な機能は実現できますが、数値指定のものがあったり、最大値・最小値を決めてはみ出さないようにしたいものなどが含まれています。このような場合、一度リグに登録してコントロール方法と最大・最小を決めてから公開すればより使いやすくなります。

 枠の中の画像は大きくすることはあっても小さくすることはありませんので、3倍を最大とする拡大のみをスライダーで調整できるようにリグを設定してあります。引き出し線の位置調整はパラメータを直接いじると枠線から外れてしまいますので、枠線の範囲内で左右に動くようにリグで最大値・最小値を制限しています。他に画像のパン(X/Y)もスライダーが使えるようリグ経由としました。

リグを使うとコントロール方法をきめ細かに設定可能

 「プロジェクト」のインスペクタを開くと、公開されている全パラメータが表示されます。内容のわかりやすいラベルに変更するとともに、使用する際の初期値をここで指定しておきます。

最終的に公開されたパラメータ

8. 最後に適切な名前をつけてFCPXへ公開


 ここまでで出来上がったエフェクトは、引き出し線が上下に出てくる吹き出しです。目標では左右にも出ることとなっていましたが、この段階では実現できていません。一つのエフェクトに上下左右をまとめようとすると、どうしても余計な公開パラメータが増えてしまったため諦めました。ここで作ったものを「吹き出し画像(上下)」という名前で公開し、左右用は「吹き出し画像(左右)」という別エフェクトとして作成しました。ちょっとズルをしましたが、使う際の手順はその方が少なくできそうです。一つのエフェクトにまとめるうまい方法がありましたら、ぜひご教授ください。Motion5初心者にはとりあえずこれが限界でした。

 「引き出し線」のみを非表示にできるようにしてあります。こうすることにより結果として「基本枠線」エフェクトと同等の表示をさせられます。「基本枠線」エフェクトで苦労しているデジカメ画像のクロップ相当機能が簡単に実現できています。GoPro動画にデジカメ画像をPinPで表示するという、一番良く使う編集作業が一挙に効率化されそうです。自分の編集手順を効率化するためのテンプレートを自由に作れるMotion5。単なるボケ防止のための練習ソフトを超えて、手放せないアプリケーションになってきました。


作成したテンプレートのファイルはこちら


 よくわからない部分の確認や、Motion5を使わずにそのままFCPXで利用したいという人向けに作成したMotion5テンプレートをZIPファイルで公開することにしました。以下のリンクからダウンロードしてお使いください。
Googleドライブ画面が表示されますので、そこからダウンロードできます。


2016年7月14日木曜日

谷津道探検サイクリング 裏道で出会った千葉の刑務所・少年院・鑑別所


 谷津道探検サイクリングと称して裏道ばかりを走っています。初めての場所へ行くにも国道や県道は極力避けて、遠回りになっても安全で快適な裏道を使います。裏道の組み合わせは数知れず、少しでも快適な道を求めて毎回少しずつルートが変わります。こういう走り方をしていると、サイクリング中に思わぬ出会いや発見をして驚くことが少なくありません。

 先日東金ダムまで自転車で行った時の帰り道、江戸時代初期に作られて今は所々分断している御成街道を探しながら走っていると、偶然八街少年院の横を通りました。自転車で千葉の市街地をウロウロしている時に、千葉刑務所を見つけて驚いたのはだいぶ前のことです。千葉県内にある刑務所や少年院を調べてみたら、裏道探しのサイクリングの途中で全ての場所に行き当たっていました。偶然とはいえ千葉県に存在する刑務所・少年院・少年鑑別所を全て巡っていたとは驚きです。


千葉刑務所


 千葉市中心部に近く、国道51号に面しているため車でも横を通過していると思うのですが、住宅街に突然現れる高くて長い塀を自転車で見て初めて刑務所だと気付きました。

千葉市の住宅地から見える千葉刑務所の高い塀

国道51号に面した正面に回ってみると、敷地内に古い立派なレンガ造りの建物が見えます。1907年に竣工したそうで、歴史を感じる立派な建造物です。

千葉刑務所正面、ずっと奥に立派なレンガ造りの建物が見えます

日本各地の刑務所は刑期や年齢、犯罪傾向などで受刑者を分類して収容しているそうです。この千葉刑務所は刑期8年以上の初犯者が中心とのこと。千人ほどの収容者がどんな罪で服役しているのか、自転車で近所を走る度に思いが巡ります。

刑務所の塀を見ると受刑者に思いを巡らせてしまう


千葉少年鑑別所


 千葉刑務所から近く、さらに住宅街の真ん中にあるのが千葉少年鑑別所です。郊外から千葉中心部に入ってくる大きな国道や県道を避けながら、自転車で裏道を探している最中に偶然見つけました。入り口の門標を見なければ少年鑑別所だとは全く気付きません。

コンビニやアパートが立ち並ぶ住宅街の一角にある千葉少年鑑別所(写真左側)

少年・少女の観護施設であることを考えれば当然のことかもしれませんが、周辺から隔絶されるような高い塀もなく、一見普通の学校のように見えます。

普通の学校のようにしか見えない千葉少年鑑別所


市原刑務所


 高滝湖方面によく行くようになった頃、うぐいすラインの代替ルートを探している時に偶然見つけました。住宅街にある千葉刑務所とは異なり、谷津田の中に突然現れます。高い塀も何もない敷地に綺麗な建物が整然と並んでいる施設で、ここも門標を見ないと刑務所だとは気付きません。

市原市の田舎道を走っていると突然出くわす開放的な市原刑務所

ここは禁錮刑受刑者や若年初犯者などを収容する交通刑務所で、主に交通犯罪の受刑者が収容されています。敷地内に交通事故の犠牲者を供養する慰霊碑が建てられていて、受刑者たちは日々供養をしているとのこと。他の刑務所はあまり自分とは関わりないように思えてしまいますが、車やバイクを運転する立場ではいつ交通刑務所のお世話になるかわかりません。市原刑務所の正面に立って、改めて遵法運転・安全運転が大切か考えさせられました。


市原学園


 市原刑務所に隣接して建てられている少年院で、旧法の分類では16歳以上を収容する中等少年院になります。道路から内部は見えませんが、半年以内の早期改善が見込める男子を収容していますので、高い塀なども見えず開放的な作りになっているようです。

市原刑務所の横にある市原学園の入り口(左側)


八街少年院


 千葉県内にある施設で最後に見つけた場所です。御成街道が圏央道と交差する辺りにあり、八街市の広大な畑の中に建っています。初等と中等の少年院が併設されていて、半年を超える長期処遇対象者が収容されているそうです。広大な八街の畑の中を走っていると、長い塀で囲まれた施設が突然現れて驚きました。

畑の中に長い塀が突然現れる八街少年院(左側)

ちょうど運動の時間なのか、施設の中から大きな掛け声が聞こえてきました。どこか違う世界からの声のようにも聞こえますが、中にいるのはかつての自分と何も変わらない青年たちです。

八街少年院の正面、中は広大な敷地

 塀の外を自由に自転車で走り回れる自分の境遇に感謝しながら、偶然見つけた刑務所・少年院・鑑別所の内部に思いを巡らせました。社会のルールから逸脱してしまった彼ら、彼女らの矯正を助け、社会復帰をさせるための施設は普段自転車で走り回っているルートのすぐそばに点在していました。自転車で裏道を探検しながら走っていなければ、決して自ら訪れることもないだろう施設。こうして社会と犯罪者について思いを巡らせるきっかけになったのも谷津道探検サイクリングのおかげです。体に良いだけでなく、思考のきっかけにもなる裏道探検、まだまだ続けていきたいものです。


2016年7月13日水曜日

快適動画編集 「こころ旅」のような位置表示をするためのマーカーをMotion5で自作


 自転車やバイクでのツーリング風景を動画撮影しています。編集の際に、現在位置を示すため地図上にマーカー(イラスト)を合成して使っていますが、今ひとつ面白くありません。Motion5で作成した点滅エフェクトを使って自転車やバイクのイラストを点滅させてみましたが、これも今ひとつです。NHK BSで放送している火野正平の「こころ旅」で使われているような位置表示がやりたくて、Motion5に改めて取り組んでみました。「こころ旅」では火野正平のイラストが地図上を走っているかのように揺れながら移動します。類似の表示が簡単にできるよう、編集で使用しているFinal Cut Pro X (FCPX)のジェネレータ・テンプレートを作成しました。どんなイメージかは下の動画をご覧ください。



1. 先ずイラストを準備


 可愛いイラストを手書きできればいいのですが、それほどの絵心は持ち合わせていません。使用しているイラスト作成ソフトAutodesk Graphicに付属してきたアイコンから自転車とバイクを選びました。それほど大きく表示することはありませんので、縦横256ピクセルのpngファイルとして自転車とバイクの画像データを用意しました。利用時にMotion5のフィルターで簡単に色が変えられるよう、イラスト自体は白一色にしてあります。

イラストは既存のアイコンデータを流用

FCPXで編集時に好きなイラストを用意し、そこに動きをつけるだけのエフェクトとしてMotion5で作成する方法もありますが、今回は自転車とバイクのイラストも含めてFCPXから簡単に利用できるジェネレータとして作成します。


2. Motion5でFinal Cutジェネレータを作成


 Motion5を購入当初は、その豊富な機能と独特な設計思想について行けず、手も足も出ない状況でした。その後ボケ防止も兼ねてマニュアルを読み漁り、既存のエフェクトやジェネレータを解析してきたおかげで、少しずつですが実際に利用できるものが作れるようになりました。今ではFCPXを活用する上でMotion5は素晴らしいコンパニオンアプリだと感じています。

2-1. 作成開始


 Motion5初期画面でFinal Cutジェネレータを選び、画像フォーマットと継続時間を指定します。Full HD、30fpsで3秒の長さとしました。

Motion5初期画面

2-2. イラストの読み込み


 先ほど作成したイラストを読み込ませます。自転車とバイクのイラストを切り替えて使用できるようにしますが、先ずはどちらか一つだけ使用します。例では自転車のイラストを読み込ませました。

イラストの読み込み

ファイルブラウザーでファイルを指定してから「読み込む」ボタンをクリックするか、キャンバスかレイヤーリストに直接ドラッグすればOKです。

2-3. 「ランダム化」と「リグル」ビヘイビアを適用


 対象物に上下左右の細かい動きをつけるために「ランダム化」ビヘイビアを、ゆっくりとした回転動作をつけるために「リグル」ビヘイビアを適用します。これで自転車やバイクがでこぼこ道を進んでいるような動きになるはずです。

「ランダム化」と「リグル」ビヘイビアを適用

この時適用先としてイラストデータそのもの(図中のCyclingレイヤー)でも動きをつけるという意味では同じなのですが、後で追加するイラストに切り替えても同じ動きになるよう「グループ」レイヤーに対して適用します。

2-4. 好きな色に変えられるよう「カラー化」フィルタを適用


 実際に使用する時は背景に合わせてイラストの色も変化させたくなります。白一色で作成したイラストの色を変えるには「カラー化」フィルタが利用できます。ここでも「グループ」に対して適用します。

「カラー化」フィルタを適用

変な色になったかもしれません。使用時に最もよく使うであろう色に変えておきましょう。

カラー化の初期値を変更

2-5. ビヘイビアの適用対象パラメータを指定


 「ランダム化」と「リグル」が作用するパラメーターを指定します。先ずイラストの位置(XとY)を「ランダム化」で細かく動かすようにセットします。

「ランダム化」適用対象をイラストのXとYに

続いて「リグル」の適用対象をイラストの回転(Z軸)にします。これで自転車のイラストは荒れた路面を走っているように動きます。

「リグル」の適用対象をイラストの回転(Z)に

これで二つのビヘイビアがイラストに対して動きを与えるようになりました。ここで再生ボタンを押すと、実際の動きが確認できます。

再生して動きを確認

想定しているものとだいぶ動きが違うのではないかと思います。まず上下左右の動きが大きすぎるし早すぎます。でこぼこ道を走るように車体が微妙に回転するはずですが、角度が大きすぎますし前輪が持ち上がる方向にしか動いていません。これでは山道を登っているように見えてしまいます。

 ここでビヘイビアの各パラメータを調整して、望みの動きに近づけます。「適用モード」が「加算」になっていますので、「加算と減算」に変更します。これで基準値を中心にして上下に変化するようになります。続いて「ノイズ量」をゼロにします。これで細かすぎる動きを抑えます。実際に再生しながら「量」と「周波数」の値を変えてみてください。動きが変わりますので、好みの値にします。「ランダム化」と同様に「リグル」の微調整も行います。

ビヘイビアのパラメータを微調整

2-6. イラストを追加して切り替えられるようにする


 一種類のイラストしか使用しない場合は、ここは飛ばしてください。バイクと自転車のイラストをリストから選択できるようにします。最初に自転車のイラストを読み込ませたのと同じ手順で、バイクのイラストを読み込ませます。読み込むにあたって同じ「グループ」に属するように指定します。

バイクのイラストを追加

この状態では自転車とバイクのイラストが重なって見えます。Motion5の特徴的な機能である「リグ」を使用し、必要のないイラストの方を不可視(透明)にしてやります。先ずバイクの不透明度をリグ機能を使ってポップアップに割り当てます。

リグ機能を使いバイクの不透明度を制御できるようにする

続いて自転車の不透明度を先ほど作ったポップアップの中の項目として追加します。最初は新規、二個目は追加となります。

自転車の不透明度をポップアップに追加

この状態で作成した「ポップアップ」のインスペクタ/ウィジェットを覗いてみると、「スナップショット1〜3」というリスト項目が出来上がっています。最低三つのリスト項目が自動的に作られるようです。ポップアップリストの項目名を修正し、それぞれのリスト選択時のパラメータを変更します。「名称変更」を押して「スナップショット1」を「自転車」にして、「Bike.不透明度」を0%にします。これで「自転車」を選んだ時にバイクのイラストは透明になって見えなくなります。

ポップアップされるリストの名前を変え、その時の不透明度をセット

同様に「スナップショット2」の名前をバイクに変更し、自転車イラストの不透明度を0%にします。「スナップショット3」も出来てしまっていますので、その右にある「ー」ボタンを押して削除しておきます。

 ポップアップで「自転車」と「バイク」を切り替えてみてください。キャンバスに表示されるイラストが切り替わるのが確認できるはずです。最後にこの「ポップアップ」をFCPXで操作できるように公開の手続きをとります。

ポップアップをFCPX側で操作できるよう公開

2-7. FCPXテンプレートとしてのループマーカーをセット


 ここまでで長さ3秒のFCPXジェネレータ・テンプレートはできています。FCPX側でクリップの長さを変えられてもMotion5で指定したタイミング(速度)が変わらないような指定が必要です。そのためにプロジェクトループ終了マーカーをプロジェクトの終わりにセットします。タイミングパネルに表示されているプロジェクトのアウト点を右クリックするとメニューが現れますので、「マーカーを追加」を選択します。

まず普通のマーカーをプロジェクトの終了点にセット

緑色のマーカーが出来上がりますので、それを再度右クリックして現れたメニューから「マーカーの編集」を選びます。「タイプ」の選択リストから「プロジェクトループ終了」を選んで、「OK」を押せば完了です。

普通のマーカーを「プロジェクトループ終了」に変更

2-8. 必要なパラメータを追加公開


 ここまでの作業でFCPXで使用できるテンプレートはできています。あとは細かな変更をFCPX側からも行えるようにパラメータを追加公開します。色を変えられるようにする「カラー化」フィルターの「白のリマップ」、「ランダム化」の量と周波数、「リグル」の量と周波数をそれぞれ公開しました。最終的に公開されているパラメータを確認するには、「プロジェクト」レイヤーを選択した状態でインスペクタ/プロジェクトを開きます。

公開パラメータの確認とラベル・初期値の変更が可能

ラベル部分をダブルクリックすれば編集することができます。後でFCPX側から使う際にわかりやすいものに変えておきましょう。例えば「ポップアップ」となっている自転車とバイクのイラスト切り替えは「種別」としました。「ランダム化」と「リグル」の「量」や「周波数」はそれぞれ「位置」と「回転」という接頭語を付けました。ここで指定された各パラメーターの値が、FCPX側で使用されるときの初期値となります。一番よく使う値を指定しておきましょう。

2-9. 保存(公開)して作業終了


 Motion5のメインメニューから「保存」を選ぶと次の画面が現れます。FCPXから使用する際に分かりやすいテンプレート名をつけ、必要に応じてカテゴリを指定して「公開」ボタンを押して作業完了です。

分かりやすいテンプレート名を指定して公開


3. FCPXでの使用は簡単


 テンプレートにしてしまえばFCPXでの利用はいたって簡単です。必要な場所に今回作成したジェネレータ・テンプレートをドラッグします。初期値は3秒間の長さですが、必要に応じて長さを変えてやります。イラストは自転車になっていますので、バイクの場合は種別を変え、必要ならば色に変えます。通常のFCPX操作で、サイズと位置を指定してやればOKです。

FCPXでテンプレートを使用するのはいたって簡単

時間の経過とともに移動させたい場合は、FCPXのキーフレーム指定で位置や向きを変えてやります。まるで走っているかのような動きが加わって、地図上の位置表示が可能になりました。もう少し絵心があればイラストを自作したいところですが、とりあえずはこれで我慢することにします。

 こちらのリンクから実際に作成されたテンプレートのファイルをダウンロードできます。Googleドライブ経由でZIPファイルをダウンロードできますので、内容の確認やそのままテンプレートを利用したい場合などにご活用ください。

 バイク・自転車位置マーカー



2016年7月10日日曜日

だから二輪旅 旨辛のボウボウラーメンを食べて気になる長柄横穴群を見学


 自然の中を長時間走るサイクリングでは、基本的に空腹を感じた時に食事ができるようにおにぎりなどを持参しています。汗だくになる夏場などは食堂に入るのもはばかられますので、ツーリング中に地元のお店に入ることはほとんどありません。
 最近自転車でよく行くのが長柄ダム。ここを中継拠点にして、さらに気の向く方向を目指しています。ここの直売所にある「ボウボウラーメンながら」がいつも賑わっていて、一度は食べてみたいと思っていたのですが、自転車の時は我慢していました。梅雨の晴れ間にバイクを動かしてやろうと、長柄ダム方面に走りに出かけたついでに「ボウボウラーメン」初体験です。

長柄ダム直売所にあるボウボウラーメン

初めてですので念入りにメニューを眺めてみると、唐辛子や山椒の激辛ラーメンが売りのお店のようです。辛口には自信がありますがとりあえず初心者ですので、基本料金で食べられるいち押しの赤「3辛」で注文しました。

唐辛子系と山椒系それぞれ6段階の辛さが選べるようです

出てきたのは真っ赤なラー油のスープに太打ちちぢれ麺が入った担々麺風ラーメンでした。スープを口に含んでみると、辛さよりも先ずこってりとした旨味が感じられます。その後じわじわと辛さが出てくるタイプです。しばらく食べ進むと、汗と鼻水が出てくるのは激辛物を楽しんでいる時の常で、汗まみれになりながら最後まで美味しく頂きました。

全体的に赤色が目立つボウボウラーメンの3辛

3辛でこれですから最高の激辛はどんな味なのか気になりますが、多分試すことはないでしょう。誰かが食べているのを見たいところです。


穴が気になる房総の里山、今度は横穴墓を見学


 房総丘陵をバイクや自転車で走っていると、山の斜面に穴が開けられている場所を度々目にします。砂岩層で掘りやすいためか、人の手で掘られた穴はいろいろなことに使われています。以前バイクで酒蔵に行く途中見つけた穴は幅二尺、高さ五尺の二五穴と呼ばれる江戸時代に作られた灌漑用水路でした。東金近辺の下総台地と九十九里平野の間には素掘りのトンネルや切り通しがたくさんあって、そのあたりの地質が一目でわかります。高い山のない千葉県ですが、人里に近い山々は古くから色々な使い方をされてきたようです。長柄ダムの近くには国指定の史跡長柄横穴群があり、バイクで初めて訪れてみました。


サイクリングでは走ることに夢中になっていて、あまり周辺の遺跡などには寄り道しませんが、バイクなら気楽に訪問できます。県道13号を走っていると出てくる案内板に従って谷津田の道を進むと、突然資料館が目に飛び込んできました。

谷津田の中に突然現れる長柄横穴群

広い駐車場にバイクを停めて周りを見渡せば、奇妙な穴が複数開けられた岩壁が見えます。

駐車場から横穴群が見渡せます

駐車場から見えない場所にも横穴群は点在していて、古墳時代後期(7〜8世紀)作られた横穴はここだけで36基もあるそうです。

横穴群はかなりの規模で広がっています

横穴を掘って墓とした横穴墓で、特にこの地域のものは遺体を安置する場所が奥の一段高いところに設けられている「高檀式」になっていて、全国でも珍しい形式だそうです。

人が立って入れる高さの穴が掘られています

入ると奥に一段高い空間が設けられています

一段高い空間に遺体を安置

横穴の中は広く、床や天井も平らに削られていて、しっかりとした技術があったことを示しています。ちょうど人が一人寝られるくらいの枠が複数作られていました。夫婦や家族単位で葬られたんでしょうね。

複数の遺体を安置した横穴墓

車では見落としてしまいそうなちょっと面白そうなものも、バイクや自転車だと容易に気づくことができます。房総地区を二輪車で走っていると度々目にする山肌の穴、やっぱり面白い。