2016年9月18日日曜日

房総酒蔵バイクツーリング ふっふ、遅ればせながら千葉のひやおろし三本をゲットだぜ


 昨年は出荷時期を知らずに飲みそびれた房総のひやおろし。今年は9月9日が解禁日であることは調査済みでしたが、続けざまにやってくる台風の影響で雨続き。さらに運の悪いことにバイクの初回車検が重なり、先日やっと蔵元へ買い出しに行けました。久しぶりに雨の心配がない土曜日、数日後には次の台風襲来が予報されていますので、このタイミングを逃すわけにはいきません。


まずはいすみ市の木戸泉酒造へ


 今年1月に木戸泉酒造のしぼりたて新酒を飲んでから、すっかりファンになってしまい、その後も度々訪れている蔵元です。何度も行っているのですから営業日くらい覚えておけばいいのですが、なんと土日は休みでした。ガーン!

門が閉まっていた木戸泉酒造

閉じられた門の横に秋あがり(ひやおろし)の看板が立てられていて、よりショックが大きくなります。入口の熊の置物が抱えているその酒が欲しいのですが....
 気を取り直して近所の酒屋を探してみました。蔵元は休みでも酒屋は開いているはずです。駅の近くの酒屋に入ってみましたが、季節限定品の秋あがりは在庫なしとのこと。残念。

木戸泉酒造近くの酒屋には在庫なし

諦めて次の酒蔵を目指して国道128号を南下し始めた途端、大きな酒屋の看板が目に飛び込んできました。木戸泉の文字も見えます。これは期待できそうです。バイクを停め店内を覗くと、ありました(^_^)/ 無事探していた秋あがり一本目をゲットです。

国道128号沿いの酒屋で無事木戸泉の秋あがりをゲット

旨い日本酒をバイクで持ち帰りたいという一心で自作したツーリングお土産トートバッグなら、一升瓶を二本まで安全に持ち帰れます。さてもう一本はどこのひやおろしにしようかと近くの酒蔵を思い返してみました。


メキシコ記念塔を見てから御宿の岩瀬酒造へ


 10キロほど南に走れば月の沙漠で有名な御宿町です。3月にここの岩瀬酒造を訪ねて岩の井しぼりたて生を手に入れたのがずいぶん前のことのように感じられます。前回訪問し忘れたメキシコ記念塔を見てから酒蔵を目指すことにしました。

月の沙漠で有名な御宿町、実はメキシコ・スペインと深いつながりが

メキシコに向かう途中、御宿沖で難破したスペイン船サン・フランシスコ号の乗組員を助けたことで生まれたメキシコ・スペイン両国とのつながりを記念して建てられたのがメキシコ記念塔です。

感動的な史実に基づくメキシコ・スペインとの交流

記念塔は海沿いの高台に建っていて、御宿の浜を一望できます。東に目をやると、大きな船が浮かんだ広大な太平洋が続いていて、地球が丸いことを実感できる場所です。

メキシコ記念塔のある高台からの眺望は抜群

国道128号を挟んで海とは反対側の御宿駅近くに岩瀬酒造はあります。週末ですので開いているかどうか心配でしたが、蔵のご主人が酒蔵見学の案内をしている最中でした。週末は一人で対応しているとのことで、途中で抜け出してきてお酒を販売してくれました。これで二本目のひやおろしをゲットです。

古い藁葺き屋根の母屋が建っている岩瀬酒造

蔵の敷地内に藁葺き屋根の大きな母屋が建っています。難破したサン・フランシスコ号の帆柱が梁として使われているそうで、すごい歴史を持った建物です。

 写真家でもあった先代の主人が戦前から撮影し続けた地元の海女の写真も公開されていて、この日も見学に来たグループと一緒になりました。旨い地酒を手に入れるだけではなく、歴史や文化も体験できる房総の酒蔵、ただ者ではありませんね。


車検の終わった日には飯沼本家で秋あがりを入手


 外房でひやおろしを二本手に入れる前には、バイクが車検から戻ってきた日に試走も兼ねて飯沼本家の直販店(酒々井まがり家)を訪れ、秋あがりを手に入れていました。

酒々井まがり屋で秋あがりをゲット

昨年は飲みそびれてしまった千葉のひやおろし。今年は遅ればせながらすでに三本もゲットしてホクホク顔です。半年近く蔵で熟成された日本酒、冷やから燗まで楽しみ方もいろいろ。さて、今宵のお相手は....



勝手に「房総の地酒」を応援するTVコマーシャル風動画を作ってみました


個性ある房総の地酒の良さが少しでも伝われば幸いです。





房総酒蔵バイクツーリングのインデックスはこちら


千葉にある約40軒の蔵元を順に巡っています。青色の酒蔵マークをクリックすると該当する投稿記事にジャンプします。







2016年9月14日水曜日

快適動画編集 いよいよMotion5の3Dプロジェクトに挑戦(幕張の検定コース解説アニメを3D化)


 アクションカメラを購入してから動画編集の面白さに気づき、一年ほど前にはMotion5を購入してFinal Cut Pro X(FCPX)のテンプレートを作りながら勉強を続けています。余りにも機能が豊富なため、まだその一部しか経験できていませんが、撮影した動画をただ編集するのとは異なる作品が作れるMotion5には感心しています。

 習作とはいえどうせ作るなら役に立つものをと思い、散々苦労した大型バイクの運転免許センター(幕張)検定試験コース解説アニメーションを作ってみたのは半年ほど前のことです。地域ごとに異なる試験コースですから、究極のローカル動画なのでアクセス数は多くはありませんが、試験前に動画を見てコメントや質問をしてくれる人もいて嬉しい限りです。
イラストで描いた幕張の検定試験コース上をバイクのイラストが動き回る単純なものです。一時停止やウィンカー・ブレーキランプの点滅など手間はかかりましたが、Motion5の2D機能とビヘイビア・フィルターの勉強にはうってつけでした。(Motion5で2D版の幕張運転免許センター大型自動二輪検定コースアニメ解説を作る記事はこちら


手間をかけずに3D機能を経験する(3Dカメラを動かす)


 なかなか難しいのですが、Appleが出しているMotion5のマニュアルを少しずつ読んで機能の勉強を進めています。CG作品のような3D映像を作るのは難しそうですが、3D空間に置かれたカメラを動かして3D風の動画を作るのであれば、手間をかけずにできそうです。以前作った平面コース図の少し上にカメラを置き、それをコースに沿って動かせば3Dっぽい動画ができるのではないかと考え、チャレンジしてみました。

以前作った2D作品、平面のコース図上をバイクが動き回るだけ

 Motion5の解説記事や動画はネット上でもかなり見かけますが、ほとんどが2Dのものか、3Dでも立体文字などのシンプルなものです。動きのある3Dプロジェクトの記事はあまり見かけません。Motion5初心者が初めての3Dプロジェクトで悩んだ部分をまとめてみました。


1. 既存の2Dグループを3Dに変更


 苦労して作った2D作品がありますので、できるだけ活用して3D作品にします。Motion5のファイルをコピーしてから編集を開始しました。まず行ったのが、検定コース図が含まれるグループを2Dから3Dに変更することです。見た目は何も変わりませんが、3D空間に自由にカメラを配置できるようになります。コース図はX-Y平面に配置され、Z軸はコース図からの高さを意味します。

検定コース図が所属しているグループを3Dに変更

バイクの検定コースには「坂道発進」という高低差のある場所が用意されています。本当は3Dでカッコよくこの部分を高く見せたいのですが、Motion5には純粋な3Dデータを扱う機能はないようです。真っ平らなコース図だけではあまりにも手抜き感が強いので、一時停止の標識くらいは3Dで見えるようにしました。「止まれ」のイラストは2Dデータですが、これをコース図とは90度角度をつけて配置しました。向きと地面からの高さを調整してやると、それらしく見えます。
 本当は信号機や「見通しの悪い交差点」の壁なども3D風に配置したかったのですが、疲れてきて止めにしました。3D専用ソフトで作成したデータをそのまま読み込ませて使えれば、この部分はもっとリアルな作品になるのですが.... (もしかしたらできるのかもしれませんが、まだよく理解できていません)


2. シーンカメラ(3D仮想)カメラを配置


 ツールバーのカメラボタンを押すとレイヤーリストにカメラが追加されます。このカメラでとらえた映像が作品になります。このカメラの調整に四苦八苦しました。カメラを追加した直後は、Z軸上に配置されてX-Y平面を映し出しています。これをX-Y平面に沿った向きに変えてやらなければなりません。まずカメラタイプを初期値の「フレーミング」から「表示ポイント」に変えてやります。カメラの位置を示す座標ポイントが「フレーミング」の場合は映像側、「表示ポイント」はカメラ本体側になります。バイクに取り付けられたアクションカメラのような映像を狙って調整しますので、ここでは「表示ポイント」にしておきます。

カメラボタンでシーンカメラ(仮想3Dカメラ)を追加

表示アングルを変えると撮影されるエリアが大きく変わりますが、ここの調整は最後にして、カメラの現在位置・向き・傾き・地面からの高さを調整します。実際に走っている時にライダーが目にするような画像を目指します。

コース図に沿わせるようにカメラの向き・傾き・高さ・位置を調整

この調整はかなり手間取りました。追加したシーンカメラからの映像だけではなく、全体を俯瞰できるリファレンスカメラの映像を参考にしながら調整を進めます。


3. カメラを「モーションパス」で動かす


 コース図は2Dの時と同じですので、その時に作った「モーションパス」もそのまま利用できるはずです。これをカメラに適用すれば、ライダー視線のカメラがコース上をぐるぐると動き回るはず....なのですが、どうもうまく行きません。「モーションパス」でカメラの位置はコース上をちゃんと動いてくれているようですが、カメラの撮影方向を進行方向に合わせるために「モーションにスナップ」を適用すると、カメラがグルングルンとおかしな方向を向いてしまいます。ここで大変な時間を使ってしまいました。パラメータや相対座標に対する理解が足りていないようです。諦めかけた頃に、二つのビヘイビア適用先を、カメラに直接ではなくグループに変えてやったところ望み通りの動きになりました。

カメラが所属するグループに二つのビヘイビアをコピーして適用

新しいグループ「車載カメラ」を作成して3Dに変更。そこに先に作成してあった「カメラ」を移動。そのグループに二つのビヘイビアをコピーしました。


4. 実際のシーンカメラの画像を見て最終調整


 再生してシーンカメラの映像を見ながら、カメラの高さや角度・表示アングルを最終調整します。実際に検定コースを走った時の記憶を頼りに、できるだけ見た通りの映像になるよう調整しました。

ちょっとパラメータをいじると見え方が大きく変わる

ほんの少しカメラの高さ(Z軸)を変えたり、カメラの前傾角度を変えてやると大きく雰囲気が変わります。3Dならではの変化です。


5. 最終仕上げはFCPXで


 満足できる状態になったら、「共有」>「ムービーを書き出す」でレンダリングします。これを素材としてFCPXでタイトルや解説、BGMを入れて完成した作品がこちらです。以前準備した2D素材だけを使って、なんちゃって3Dムービーが作れました。もう少し根気があれば信号機や建物(望楼)などを3D風に追加できるのですが、目がかすんできました。

2016年9月10日土曜日

谷津道探検サイクリング 台風が来るたびに秋めいてくる谷津の道


 八月の終わりから立て続けに台風が日本列島に上陸しています。直接台風の進路になっていない場所でも湿った空気が流れ込んでいるとかで、いつもとは異なる大雨が降り続いていました。久しぶりに晴れの予報が出た九月初旬にいつもの谷津道を走ってきました。


低い湿度の風が心地良い


 台風が呼び込んだ低い雲の遥か上空にうろこ雲が浮かんでいます。まだまだ日差しは強いのですが、低い湿度の風の中は快適そのもの。大きな入道雲の沸き起こる空の下を走るのとは明らかに違うサイクリングとなりました。

高い雲と低い雲が一緒の秋の空


木々の緑にも変化が


 最近お気に入りの長柄ダムを見下ろす風景も台風一過でだいぶ変わりました。盛夏の時期に発生した湖面の藻がまだ夏の名残を残していますが、木々の緑には暖色系の色が混じり始めています。

台風一過の長柄ダム(九月初旬)

七月下旬に撮影した同じ場所からの写真と見比べると違いは一目瞭然です。わずか一ヶ月半でこんなにも変化があるんですね。夏がいつの間にか終わっていると感じるのも頷けます。

七月下旬の長柄ダム、湖面も木々も青々


トンボの姿にもどことなく秋が


 飛び交うトンボの姿にもだいぶ慣れてきましたが、梢で休んでいるトンボを見かけることが多くなったような気がします。羽を下げて休憩中のトンボは、近づいて写真を撮っても逃げません。大きな眼の前で指をくるくると回してみましたが、果たして本当に目を回しているのやら。

青空を背景に梢で休むトンボ


稲刈りが進む谷津田にも秋の気配が


 谷津田のあちらこちらで稲刈りが進んでいますが、台風の風と雨で倒された稲がそのまま残されていました。かなりの田んぼの稲が倒れたままになっているのを見ると、ちゃんとお米として収穫できるのか気になりました。

倒れた稲穂がそのまま残されている田んぼ

 稲刈りの済んだ谷津田の脇に生えている草花にも変化が見られます。生命力の強いニラは、いつの間にか畑から田んぼの畦道にまで生息域を広げ、この時期に綺麗な白い花を咲かせています。

ニラの花が田んぼの畦道を彩る

 すぐ横で収穫されている米と同じイネ科植物のジュズダマの実(本当は果実ではなく苞葉の鞘)はまだ青々としていて、数珠作りにはもう少しかかりそうです。

子供の頃よく遊んだジュズダマ

 実を使ってよく遊んだのはジュズダマ以外にオナモミがありますが、これも田んぼの畦道にたくさん生えていました。まだ実はつけていないようですが、もうしばらくするとトゲトゲの実をいっぱい採ることができます。ひっつき虫としてよく投げて遊びました。外来種のオオオナモミが増え、在来種のオナモミは絶滅危惧種に指定されているのは知りませんでした。

オナモミの雌花?

 台風が通り過ぎるたびに秋の気配がだんだんと濃くなってくる谷津道の変化を楽しみながら、いつものルートを走ってきました。


2016年9月9日金曜日

谷津道探検サイクリング 村田川支流の神崎川沿いでもなんとか長柄ダムまで行けた


 房総半島を走る際の中継ポイントとして、最近は毎週のように訪れている長柄ダム。茂原街道(県道14号)やゴルフ場へのアクセス道路を利用すれば簡単にたどり着けますが、多くの車に気を使いながらのサイクリングは楽しくないばかりか危険も伴います。谷津道探検サイクリストを自称する身としては、できるだけ自然豊かな谷津道をロードバイクで快適に走ることを目指しています。

 市原市を東西に流れる村田川の支流の一つ、支川村田川沿いの谷津道を使えば快適に長柄ダムまで行けることがわかり、現在はほとんどこのルートを利用しています。地図を見ると長柄ダムまで行けそうな村田川の支流に、もう一つ神崎川があります。以前神崎川沿いを走って長柄ダムを目指してみましたが、途中で舗装路がなくなり諦めたことがあります。

以前から使っている支川村田川ルートと今回開拓した神崎川ルート

その後地図を眺めたり、バイクで近所を走ったりしながらサイクリングルートとして開拓できないか考えてきました。神崎川下流域(北部)は広い田んぼが広がっていますが、舗装されていない農道が多くあります。この部分をうまくバイパスできれば、中〜上流部は谷津道が続いていそうです。下流部は住宅地の中を走ることで上流まで行けそうなことがわかり、改めて長柄ダムまでのルート開拓にチャレンジしてみました。


村田川〜大仏通り


 村田川のサイクリングロードから離れて交通量の多い茂原街道(県道14号)を渡ります。神崎川の近くには舗装された農道がなく、広い田んぼを隔てた農家の中の道を進みました。そのまま神崎川に沿って南下できればいいのですが、途中で舗装路がなくなることは経験済み。少し遠回りをして高台の住宅地を抜けて大仏通りに合流しました。

車が多い大仏通りはあまり走りたくない道

ここは近隣の生活道路や大型車の抜け道になっていて、日頃から車の多い道です。できれば自転車で走りたくない道なのですが、今回はやむをえません。今後のために大仏通りから神崎川沿いの谷津に戻り、走れそうな道を探検しておきました。先ほど通ってきた高台の住宅地から直接谷津に降りる細い道があることを発見。これを使えば次回から車の多い大仏通りは走らずに済みそうです。


大仏通り〜県道292号


 大仏通りを神崎交差点で右折して直ぐに狭い農道に入ることができます。区画整理された田んぼ脇の道ですので、直線が多く走っていて楽しい道ではありませんが、きれいに舗装されほとんど車が来ないため安心して走れます。農道を走り出してすぐに目に飛び込んでくるのは、東京電力房総変電所の威容です。田んぼの中に忽然と現れる構造物で、とても目立ちます。

農道の脇に巨大な変電所がある

広い田んぼの中を走るため日陰が少ないのが辛いところですが、勾配もなだらかで楽々登って行けます。

田んぼが広がる神崎川谷津道


県道292号〜茂原街道(県道14号)


 神崎川沿いを上流に進むと県道292号と交差します。この県道はよくバイクで通る道です。ここを進めば長柄ダムの北側に簡単に行けるのですが、それでは探検サイクリングになりませんので、あえて走ったことのない農道を直進します。ここから先は両側の高台が迫ってきて、間にある田んぼも急に狭くなりました。

県道292号から上流は田んぼも道も狭くなる

木の枝などがたくさん落ちていて、細いタイヤのロードバイクで走るのは気を使います。はねた枝がスポークやチェーンに絡まることもあり、無理に走り続けると自転車にダメージを与えそうです。

道はどんどん細くなり、路上に落ちているものが増えてくる

そうこうしているうちに道の舗装もなくなってしまいました。草ぼうぼうで滅多に人が通らないことを物語っています。引き返そうかと迷いましたが、茂原街道までそれほどの距離はなさそうです。いざとなったら自転車を押して歩く覚悟で、さらに先に進んでみました。

ついに舗装もなくなった細い道

未舗装路は100メートルほどで終わり、再び舗装路が現れて一安心。畑で作業する人も見かけられるようになると、茂原街道を走る車の音が聞こえてきました。最後に急な坂を登ると目の前に大型車が行き交う茂原街道(県道14号)に到着です。

主要県道として大型車が行き交う茂原街道(県道14号)


茂原街道(県道14号)〜長柄ダム


 交通量の多い茂原街道を注意して横断し、長柄ダム近くの林道に入ります。茂原街道を走れば簡単に長柄ダム入り口まで行けますが、道幅が狭く、大型車の多い茂原街道は走りたくない道です。すぐ横の斜面は別荘地になっているようで、車がやっと一台通れるくらいの曲がりくねった道が続いていました。Edge800Jの地図を頼りに、長柄ダム直売所を目指して進みましたが、道が荒れていてとても先に進めないような場所で何度かUターンを余儀なくされました。

別荘地の道は途中で進めない場所がたくさん、まさに探検気分

なんとか別荘地を抜け、あとは長柄川大橋を渡れば目的地です。橋に向かって一気に坂を下り、ロングウッドステーションの横を通り抜けて、いつも休憩している長柄ダム直売所の横に無事たどり着きました。

いつも休憩している長柄ダム直売所横

ルートの最初、神崎川沿いの舗装されていない道を走ればかなり距離が短縮できるのですが、ロードバイクを前提としてルート発掘しているため仕方ありません。自宅からアクセスするための距離と時間を考えれば、自分にとってロードバイクは必須です。ロードバイクで村田川から長柄ダムへ快適に走るのであればやはり支川村田川沿いがベストなようです。


長柄ダム神崎川ルートの全体図


 実際に走った時のGPSログから作成した地図はこちらです。途中、行き止まりや未舗装路のために引き返した道もそのままになっています。

(クリックすると動かせる地図が表示されます)


Google Earth Proのツアー動画でルート紹介


 GoProで撮影した実写映像と当日のGPS軌跡データから生成したGoogle Earth Proツアー動画を使って、ルート紹介動画を作成しました。ルートの雰囲気を知るには役立つと思います。




2016年9月7日水曜日

快適自転車生活 毎回洗ってるのにヘルメットのあご紐が臭い


 まだまだ暑い日が続いていますので、サイクリング中の発汗は尋常ではありません。体からの汗はジャージが吸収し、走行風で蒸発していきますのであまり気になりません。ジャージやレーパンは使用後に洗濯機でジャブジャブ洗い、天日に干せば臭うこともなく次回快適に着用できます。それに比べて厄介なのが、頭部や顔からの発汗です。ポタポタとフレームやハンドル周りに滴り落ちて、自転車を汚します。ヘルメットのあご紐も頭部からの汗でビショビショ。使用後に放っておくと雑菌が発生して強烈な臭いを発してしまいます。

 今使っているのはBELLの安価なヘルメットです。その前に使っていたOGKのヘルメットは車と接触して転倒した際に割れてしまい、急いで買い換えたものです。手に入れてからかれこれ4年になります。

少し重いけど安価なBELLのエントリー用ヘルメット


普段は使用直後に毎回水洗い


 洗濯機に気楽に投げ込むわけにはいかないヘルメットは、使用後に水をかけて洗い陰干しをしています。取り外せるインナーパッドはグローブやレーパンと一緒にネットに入れて洗濯してしまいますが、頻繁に洗濯しているとすぐにダメになります。ハイクラスのヘルメットについている防虫ネットインナーとは違い、エントリーレベルのインナーは簡便な形状です。ぱっと取り外して簡単に洗えますが、頻繁に洗濯されるような作りにはなっていないようです。

エントリーレベルのヘルメットについているインナーパッドは簡便な形状

問題はインナーパッドの表裏が熱圧着されているだけで、洗濯するとすぐに剥がれてくることです。毎週のように洗濯機で洗っていると、あっという間にインナーパッドの表裏が剥がれてきます。構造的には軽く手もみ洗いするぐらいが適当なのかもしれませんが、面倒なので洗濯ネットに入れて他のウェア類と一緒に丸洗いしてしまいます。

 交換用のインナーパッドも売っていますが、千円以上と結構なお値段。頻繁に交換するとヘルメットの買値を超えそうです。なんとかしたいと思い、パッドの周辺部を不細工な手つきで裁縫してみました。まるで小学生の家庭科のようですが、この一手間がかなり有効でした。

小学生にも笑われそうな縫い目

こんな下手くそな縫製ながら、4年経ってもまだパッドはちゃんと使えています。しっかりと弱い部分を補えているようです。


毎回水洗いしてるのにどうも臭う


 最近のヘルメットはいろいろなところに抗菌素材を使用しているようです。使い始めてから2〜3年は使用後に簡単に水洗いしておけば臭いに悩まされることもありませんでした。4年目の夏場を過ぎた今、しっかり水洗いして陰干ししたはずのヘルメットから微かな悪臭が漂うようになりました。クンクンと鼻を近づけて臭いのもとを探ると、どうもあご紐から漂ってきます。

ちゃんと洗ったヘルメットのあご紐あたりから臭う

思い返せば前に使っていたOGKのヘルメットも、あごひもあたりから悪臭が漂うようになっていました。使用直後に水で汗を洗い流してから、ちゃんと乾燥させているつもりなのですが、どこかに汗が残り雑菌が繁殖しているようです。

あご紐の固定具の近辺が臭う

さらに臭いのもとを探ると、あご紐同士を固定するバックルのところや耳の下の位置を決める固定具のあたりから臭いが出てきます。あご紐が器具で圧迫されている部分は毎回水で洗っても汚れが取りきれていないようです。


あご紐を取り外して洗濯機に投入


 あご紐についているバックルや固定具を取り外せば、もう少しきれいに洗えそうですが、インナーパッドと同じように洗濯機に投げ込んで洗うことはできません。ヘルメットのあご紐が外せるか調べてみましたが、メーカーでは強度を保てなくなるとの理由から外せないと公称しています。しかしながらヘルメットをよくよく眺めてみると、あごひもの固定部分を引っ張れば外せそうな構造をしていました。

固定部分をドライバーで持ち上げるとあご紐が外せました

ここから先はメーカー推奨のメンテナンス方法を逸脱していますので、良い子は真似をしないでください。あご紐の固定部分にドライバーを差し込んで引っ張ったら、簡単に紐が外れました。外したあご紐の固定部分を見ると接着剤でヘルメットに固定されていたようです。

あごひもの固定部分には接着剤がついていた

外した後のヘルメット本体には特に損傷もなく、元に戻せばあご紐がしっかり止まります。心配なら接着剤で再度固定することも可能な外れ方でした。バラバラにするとあご紐二本、固定用バックル一組、耳の下で紐をまとめる固定具二個とOリング一個になります。

あご紐部分をヘルメット本体から完全に分離

 ヘルメット本体からあご紐部分がすっかり外れましたので、薄めた洗濯洗剤でつけ置き洗いしました。ヘルメットを使うたびに水洗いしていた割に、つけ置き洗いの水はかなり濁ります。

普段洗っているつもりが、つけ置き洗いで汚れが出てくるあご紐

この後さらに、あご紐や固定具を洗濯ネットに入れて洗濯機で洗いました。汗が染み込んで臭いが出ていたあご紐や固定具も、さすがに最近の除菌効果のある洗剤と洗濯機での洗浄できれいになったようです。天日干し後にはほとんど臭いがしなくなりました。


ヘルメットの寿命と洗浄


 メーカーではヘルメットの使用期限を3年程度としています。今のBELLのヘルメットは使い始めてちょうど4年目でした。メーカーも抗菌素材を活用して、通常のメインテナンスをしていれば3年程度は悪臭の発生がないような製品を出していると思われます。最近まであご紐の臭いに悩まされることはありませんでしたが、4年目の夏を過ぎた今頃になって臭いが気になるようになりました。

 転倒して頭部を道路にぶつけた際にヘルメットのおかげで事なきを得た経験があるため、その重要性は身に沁みています。発泡スチロールが基本構造材ですから、自然劣化する事も理解できます。メーカーが推奨しているように、使用期限3年の消耗品と考えて定期的にヘルメットを買い換えてやれば、あご紐の臭いに悩まされる事もないのかもしれません。先日、レーパンの寿命が意外に短かったことに気づき、2年程度で買い換えが必要なことがわかりましたが、ヘルメットも3年毎に取り替えるとなるとそう高価なものは選べなくなります。価格の安いものは重量があったり、フィット感が今ひとつなものもあり、できればグレードの高いものを使いたいのですが、そう簡単に財布が許してくれそうもないのが悩ましいところです。