2016年2月16日火曜日

谷津道探検サイクリング 春一番が吹いたあとにいつもの昭和の森へ


 関東地方に春一番が吹き、その後の荒れた空模様もおさまった日にいつもの昭和の森に自転車で出かけました。家を出るときは10度ほどの気温だったのですが、目的地が近づくにつれて気温が下がってきます。房総の中央部で、標高が100メートル近くある場所ですのでその分寒いのかもしれませんが、寒気も南下してきているようです。日中にもかかわらず気温は6.5度まで下がりました。寒〜い。まだまだ冬と春が同居している房総半島です。

 途中、泉自然公園の近くを走っていると送電線の上に点々と黒い物体が並んでいるのが目に入りました。まるで五線譜の上に音符が並んでいるように見えます。

送電線の上に黒い丸が並んでいて楽譜のように見えます

よくよく目を凝らして見ると、黒い物体は人でした。電力会社の人が送電線の保守をしているようです。しばらく眺めていると少しずつ左のほうに移動しています。すごい仕事です。

思いっきりズームしてみると人が送電線にぶら下がって作業しています

鉄塔から次の鉄塔の間を移動しながら何かの作業をしているようです。どのくらいの時間ぶら下がっているのでしょう。春一番が吹き終わって、天候が安定した日でないとこの作業はできないですね。頭が下がります。

 この時期、谷津沿いの道を走っていると茶色くなった杉林を度々目にします。初めて見たときには枯れているのかと思いましたが、実は雄花が密集している姿です。気温が暖かくなるとこの雄花から一斉に杉花粉が飛散して、あの憎っくき花粉症を引き起こすんですね。

離れたところから見ると枯れているように見える杉の木ですが.....

そういえば心なしか鼻水が出てきます。発症してから10年以上経ちますが未だに直りません。毎年この時期が憂鬱です。そろそろ花粉症の症状が現れ始めたのかもしれません。近づいて勇気を奮って雄花を揺すってみましたが、まだ花粉は飛びませんでした。天気予報では2月下旬から大量に飛散するとのこと、あ〜忌まわしい。

杉の雄花からはまだ花粉は飛んでいないようです

 昭和の森の池では冬眠から目覚めたカメ達が甲羅干しの最中でした。近づいても全く逃げる様子もありません。実にのどかな光景です。

昭和の森の池で甲羅干し中のカメさん達

自転車で昭和の森公園内を巡ってみました。桜はまだまだでしたが、紅白の梅は今が満開です。

たくさんの梅の木が咲き誇っています

満開の梅の花

梅林の反対側にある森の方を見てみると地面に白いものが残っています。春一番のあとに冬型の気候になって、昨晩はみぞれが降ったようです。温暖な房総半島ですが、春一番が吹いてもまだまだ冬と春が同居中でした。

日陰には昨晩降ったみぞれが残っていました



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