千葉県酒造組合のホームページを見ていたら寒菊銘醸からドブロク「銀八」が2月1日に発売開始との情報を得ました。いつものようにバイクを走らせて買いに行きたかったのですが、ドブロクや濁り酒のような活性酒は生きたままの酵母から二酸化炭素が発生し続けているため、振動を与えたり瓶を横にして持ち帰ることができません。現在の房総酒蔵バイクツーリング最大の課題となっています。
たまたまJRのターミナル駅近くに用事が出来たため、帰りに駅前の百貨店地下にあるリカーショプを覗いてみました。さすが大手百貨店のデパ地下食品売り場です。リカーショップには全国の有名な酒がずらりと並んでいます。千葉県内の店舗ということもあり、地産地消を掲げて千葉県産の地酒コーナーも用意されていました。冷蔵の陳列棚を探すと、お目当てのドブロク「銀八」が並んでいます。さらに先日自転車で訪問した酒々井まがり屋で購入を諦めた「甲子」純米活性にごり酒も発見。どちらもバイクでは持ち帰れない活性酒です。これは買って帰るしかないということで、四合瓶二本を両手に持ってレジに並びました。
ドブロク「銀八」と「甲子」純米活性にごり酒 |
夕食時に先ず「銀八」を開けました。この酒は本格的に房総の酒蔵巡りを始める前に、たまたま寒菊銘醸を訪れた時に見つけて飲んだ酒です。寒菊銘醸の地酒がきっかけになってバイクで千葉の酒蔵を訪ねるようになりました。直接販売をしている35軒の酒蔵は全て訪問し、現在は季節をずらして二巡目の訪問をしています。
寒菊銘醸のドブロク「銀八」 |
発泡性の生原酒ですので細心の注意をしながら栓を開けましたが、全く吹きこぼれる様子もありません。「あれっ?」と思いながら製造年月を見ると平成27年11月となっています。千葉県酒造組合のホームページで見つけた2月1日出荷開始の「銀八」とはロットが異なるようです。アルコール度数が18度以上あるドブロクで、まったりとした口当たりと飲みやすい甘みで大変旨いのですが、期待していた炭酸ガスのシュワシュワ感がありません。デパ地下に並んでいたのは2月1日出荷開始のできたてとは違っていたようです。
デパ地下のリカーショップはワイン、焼酎、日本酒など各地の有名銘柄が並んでいて、わざわざ遠方に出かけなくとも全国の味を楽しむことができます。しかし、一地域の酒を深く楽しもうと思ったらやっぱり蔵元に足を運ぶしかなさそうです。
- 冷蔵保存が必要な生原酒や活性酒は四合瓶サイズしか置いていない
- 大吟醸などの高価格帯銘柄が多く、蔵で一番愛されている価格帯の製品が少ない
などなどありますが、需要が少なく出荷量も限定されていて、保管が面倒な上に利幅の小さい銘柄はデパートには並ばないようです。「初しぼり」や「しぼりたて」の便りを聞きつけて酒蔵を訪問すると、ほとんどがその月に瓶詰めされた酒が出てきます。発泡性の生原酒は半端ない泡立ちで、コーラもビックルするほど吹きこぼれることがあります。やっぱりそんな酒を求めて、足回りのいいバイクで酒蔵を訪問することが一番のようです。これからも房総酒蔵バイクツーリングはやめられないなと感じながら、まったりとしたドブロク「銀八」を楽しみました。
0 件のコメント:
コメントを投稿